スペイン・バレンシア--()--(ビジネスワイヤ) -- エリコン・ソーラーは本日、薄膜シリコンモジュールの製造向け新製造ライン「ThinFab」 を発表しました。このラインの製造コストはワットピーク(Wp)当たり0.50ユーロと、これまでの記録を塗り替えるものです。さらにエリコン・ソーラーは安定化効率11.9%という新たな一流製品のMicromorph®実験用太陽電池をコーニング・インコーポレイテッドと共同開発しましたが、この効率は権威ある米国立再生可能エネルギー研究所(NREL)により確認されています。この2つの世界記録によりエリコン・ソーラーの Micromorph®薄膜シリコン技術の競争力は高まり、将来的な可能性も実証されました。エリコン・グループのMichael Buscher最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「私たちの成果は薄膜シリコン技術の飛躍的進歩となるかもしれません。当社の新しいThinFabは、太陽光発電市場に競争力の高い製造ラインを提供できること、また当社技術のさらなる可能性を立証してくれるだろうことに誇りを感じています。」
「新しいThinFabには当社の並外れた能力が注がれており、この能力が薄膜シリコン技術の認識を変えていくでしょう。毒性がなく、環境に優しい当社モジュールの10%という効率と、かつてないほど低い製造コストがあいまって、太陽電池業界にこれまでにないチャンスを提供します。その上、安定化効率11.9%という当社の新しい一流太陽電池は、薄膜シリコン技術のさらなる可能性を示すものです。さらに、当社の技術は他社の結晶技術に比べ最低のエネルギー回収年数を提供するもので、また限られた資源に依存していません。」
新しいThinFabは以下のような幅広い改善点を含んでいますが、これらはエリコン・ソーラーの技術ロードマップの先を行くものです。
- PECVD、TCO、レーザーといった次世代型の中核装置
- 劣化の低減とガス消費量の削減によるセル構造のさらなる薄膜化
- 安定化モジュール効率10%(1モジュール当たり143Wp)
- 簡素化された新たなバックエンド装置をベースとする新しい低電圧モジュール設計
ThinFabは太陽電池製造工場のエネルギー消費量を業界最小に抑え、薄膜シリコンモジュールのエネルギー回収年数を1年以下に短縮します。
エリコン・ソーラーCEOのJurg Henz は次のように述べています。「新しいThinFabには当社の並外れた能力が注がれており、この能力が薄膜シリコン技術の認識を変えていくでしょう。毒性がなく、環境に優しい当社モジュールの10%という効率と、かつてないほど低い製造コストがあいまって、太陽電池業界にこれまでにないチャンスを提供します。その上、安定化効率11.9%という当社の新しい一流太陽電池は、薄膜シリコン技術のさらなる可能性を示すものです。さらに、当社の技術は他社の結晶技術に比べ最低のエネルギー回収年数を提供するもので、また限られた資源に依存していません。」
エリコン・ソーラーの既存のお客さまには、多くの点でなされた技術改良も享受していただけます。エリコン・ソーラーは既存製造ラインの性能、出力、効率を改善できるアップグレード製品を徐々に発表していきます。
エリコン・ソーラーのThinFabは、1977年のウインドサーフィン世界大会で13歳にして最初の優勝を果たしたロビー・ナッシュ氏の支援を得て一般公開されました。ナッシュ氏はその後も、並外れた能力と革新的な意欲によって、23年間連続して世界大会をリードしています。
当社はバレンシアで行われる第25回欧州太陽光エネルギー会議・展示会(EU PVSEC)に出展します。B8ブース2階のホール2にお出でください。
新しいThinFabの詳細については、www.oerlikon.com/solar/thinfabをご覧ください。
エリコンについて
エリコン(SIX:OERL)は一流ハイテク工業グループで、機械類とプラントエンジニアリングを専門としています。同社は、繊維の製造や薄膜コーティング、駆動システム、真空システム、太陽エネルギーシステム、先進ナノテクノロジー向けの革新的工業ソリューションと最先端技術のプロバイダーです。スイスで創立し、150年前に遡る伝統を持つエリコンは、36カ国の150以上の地点に展開し、従業員約1万6000人を擁する世界的企業です。同社の2009 年度売上高は29億スイスフランに上ります。同社は年間開発費として2億スイスフラン以上を投資しており、専門家1200人以上が未来の製品・サービスを実現する業務に取り組んでいます。同社の運営事業は、各国際市場において首位または第2位にランクしています。
エリコン・ソーラーについて
エリコン・ソーラーは、環境的に持続可能な薄膜シリコンソーラーモジュールの大量生産向けに機器とエンドツーエンドの製造ラインを設計・製造しており、これらの性能は現場で実証されています。アモルファス高効率タンデム技術のMicromorph®により、エリコンは薄膜シリコンの効率を大幅に改善し、薄膜太陽電池向けの革新的なエンドツーエンドの製造ソリューションを生みだし、急成長する世界的な太陽電池製造事業への新規参入を果たしました。エリコン・ソーラーは7カ国12カ所の製造工場で300万台近くのモジュールを製造し、世界で450MWの発電容量を生み出して、薄膜太陽光発電機器の分野をリードしています。
エリコン・ソーラーは1993年にMicromorph®の特許を取得しました。これは初めて高効率の透明導電性酸化物(TCO)層を統合したもので、またこの年に高効率Micromorph®プロセスが初めて商品化され、エリコン・ソーラーは大部分の顧客に対してMicromorph®への移行を支援しました。これは実証済みのエンドツーエンドのMicromorph®ソリューションとしては現在市場で入手できる唯一のもので、kWh当たりドルの発電コストを最小限に抑えることができ、今後、最大のコスト削減を見込めます。ULやTUVによる認証は、エリコン・ソーラーが最高の品質と信頼性の世界基準を満たしていることを裏付けています。2009年5月には、エリコン・ソーラーは薄膜シリコン太陽光発電技術のプロバイダーとして、Micromorph®の薄膜シリコン太陽光発電モジュールに必要な全試験に合格し、またテュフ ラインランドのIEC認証を受けた最初の企業となりました。
エリコン・ソーラーの薄膜シリコンモジュールは毒性のない材料で製造されており、半透明ガラスやその他の建物一体型太陽電池(BIPV)用に最適です。薄膜モジュールは散光や微光でも十分な性能を発揮し、高温気候に最も適しています。生産ラインは完全なシステムでありながら、モジュール式で性能向上が可能であるため、顧客は急成長する太陽光発電の需要を満たすため、最新の技術を用いて迅速に規模を拡大することができます。この需要は、太陽光発電エネルギーのコストがグリッドパリティに近づくにつれさらに増加するでしょう。
スイスに本社を置くエリコン・ソーラーは、世界13カ所の事業所に約700人の従業員を擁し、世界各地に数多くの生産工場があります。また、米国、欧州、中国、台湾、韓国、シンガポール、日本で販売・サービスセンターを運営しています。
詳細についてはwww.oerlikon.com/solarをご覧ください。
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