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スバンテ、2025年に歴史的な節目となる炭素管理イノベーション18周年を祝う

加ブリティッシュコロンビア州バンクーバー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 炭素回収・除去ソリューションの世界的リーダーであるSvante Technologies Inc.(スバンテ)は、産業用カーボンマネジメント技術の先駆者として今月で創業18周年を迎えました。今年は大胆なイノベーション、戦略的パートナーシップ、そして固体吸着剤ベースの炭素回収・除去フィルター向け世界初の商業生産施設を稼働開始するなど、スバンテの歴史において最も変革的な一年となりました。

二酸化炭素排出管理のあり方を革新するというビジョンを掲げ2007年に設立されたスバンテは、今や世界の炭素管理産業の要へと成長しました。そのビジョンは2025年、ブリティッシュコロンビア州バーナビーに建設されたレッドウッド工場(14万1000平方フィートの炭素回収・除去技術研究拠点)の稼働により、飛躍的な進歩を遂げました。この世界初の製造工場は、年間最大1000万トンのCO₂を回収可能な固体吸着剤ベースのフィルターを生産するよう設計されており、これは270万台以上のガソリン車の排出量を相殺する量に相当します。

スバンテの社長兼CEOのクロード・ルトルノーは次のように述べています。「今年は過去を祝うだけでなく、商業化と持続可能な未来構築への準備が整ったと力強く宣言しました。レッドウッド工場の稼働は単なる節目ではなく、拡張性があり環境責任を果たすことのできる、カナダ製の高性能炭素回収・除去技術が存在することを示す証です」

レッドウッド工場は、金属有機構造体(MOF)やその他の固体吸着ナノ材料でコーティングされたスバンテの特許取得済み構造化吸着フィルターにより稼働しており、産業用炭素回収・除去技術において世代を超えた飛躍を象徴しています。これらのフィルターは現在、以下のような主要プロジェクトに導入されています:

  • Chevronのカーンリバー工場(米国カリフォルニア州)
  • Project CO₂MENT(カナダ・ブリティッシュコロンビア州リッチモンドセメント工場におけるLafarge Holcimとのプロジェクト)
  • 複数のパイロットおよび商業規模の直接空気回収(DAC)施設(スバンテの構造化フィルター技術を活用)

またスバンテは、Mercerのアルバータ州ピースリバー製紙工場でMercer Internationalとの共同炭素回収プロジェクトを事前基本設計(Pre-FEED)段階へと進め、持続可能なバイオマス由来の生物起源CO₂排出を回収対象とします。さらにスバンテは、米国テキサス州にあるDelek USのッグスプリング製油所においてFEED段階への移行準備を整えています。

これまでに達成した技術的マイルストーンに加え、スバンテは戦略的パートナーおよび投資家(Chevron New Energies、Temasek、M&G、United Airlines Ventures、GE Vernova、Samsung Venture Investment、Canada Growth Fund、InBCなど)から約6億米ドルの資本投資を確保しています。これまでに調達した資金によって、製品の産業化、製造能力の拡大、世界的な需要に対応する将来の施設・技術開発が支えられてきました。

創業18周年を記念し、スバンテは今年5月にGO25を開催しました。2日間にわたるグランドオープニング・イベントでは、世界中の業界リーダー、投資家、政策立案者が集結し、炭素管理の未来を探求しました。パネルディスカッションや座談会には、Amazon、BMO、JPMorganChase、CGF、Climate Investment、Carbon Direct、SAMSUNG E&A、Emissions Reduction Albertaなどの代表者が登壇し、商業化、プロジェクト開発、カナダの気候イノベーションにおけるスバンテのリーダーシップが強調されました。

2025年、スバンテは以下の発表を行いました:

  • 新しい3つの事業部門「Svante OEM&D」、「Svante Development Company」、「Svante Solutions & Digital Services」の立ち上げ
  • SAMSUNG E&Aとの新たな共同炭素回収ソリューション「CREADY」。これは高度なデジタル化機能を備えた、標準化されたプレハブのスキッドマウント型モジュール式回収プラントを顧客に提供するものです。
  • Cleantech Groupの「Global Cleantech 100 Hall of Fame」で殿堂入りを果たしました
  • ノーベル化学賞が、金属有機構造体(MOF)分野における画期的な研究で3人のトップ科学者に授与されました。受賞発表では、スバンテの燃焼後二酸化炭素回収フィルターに使用されているCALF-20が「二酸化炭素を吸収する卓越した能力」を有すると言及されました
  • TIME誌とスタティスタによる「Top 100 Greentech Company」に選出されました
  • World Future Awardsにて、「Best Solid Sorbent Carbon Capture Technology(最優秀固体吸着剤炭素回収技術)」賞を獲得しました
  • 2025 BC Tech Technology Impact Awardsにて、「カンパニー・オブ・ザ・イヤー:Ambition部門」を受賞しました

今後の展望として、スバンテは生物由来・重工業・エネルギー分野におけるエンジニアリング炭素管理ソリューションの展開加速に引き続き注力します。ルトルノーが述べているように、CO2マネタイゼーションの「秘訣を解き明かす」ことで、これを実現します。

スバンテについて
当社は、産業排出および大気中のCO2を環境に配慮した方法で回収・除去するナノ加工フィルターやモジュール式ロータリーコンタクター機器を製造しています。スバンテは、「2025 Global Cleantech 100」およびTIME誌とスタティスタによる「Top Greentech Companies of 2025」にランクインしています。詳細は、www.svanteinc.com をご覧ください。

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Media Contact:
Colleen Nitta
Director, Marketing & Communications
cnitta@svanteinc.com

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