オルガノンがForendo Pharmaの買収を完了

子宮内膜症と多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を標的とする新規候補薬で女性の健康にかかわるパイプラインを拡大

米ニュージャージー州ジャージーシティー--()--(ビジネスワイヤ) -- 女性医療の世界的企業であるオルガノン(NYSE: OGN)は本日、女性の健康にかかわる新規治療薬の開発に傾注する臨床段階の医薬品開発企業であるForendo Pharmaの買収が完了したと発表しました。Forendoの主力候補FOR-6219はファーストインクラスとなる可能性がある経口17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型(HSD17B1)阻害剤で、子宮内膜症の治療薬として第2相臨床開発段階にあります。Forendoのパイプラインには、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を標的とする前臨床プログラムも含まれます。

FOR-6219は、全身のホルモンレベルに影響を及ぼすことなく、標的組織に局所的に作用できる可能性可能性があります。この潜在的な選択的活性のため、FOR-6219を現在の治療において欠落している子宮内膜症の長期治療の選択肢として評価することができます。

オルガノンの研究開発担当ヘッドを務めるDr.サンドラ・ミリガンは、次のように述べています。「子宮内膜症は高い罹患率を示しているにもかかわらず、現在の治療法はこの疾患を抱える女性の苦痛や困難な症状に十分には対応できていません。Forendoの買収により、この治療領域に革新をもたらし、将来の治療選択肢を実現したいと考えています。これは、女性に影響を与える幅広い症状に対処するための充実したパイプラインを構築するという、当社の一貫した重点方針に沿ったものです。」

この取引の対価は、7500万ドルの前払い金、Forendoの債務約900万ドルの引き受け、開発・規制関連の一定のマイルストーンを達成した場合の最大2億7000万ドルの支払い、最大6億ドルの商業的マイルストーン払いで構成され、合計で9億5400万ドルとなるものです。モーリス・アンド・カンパニーがForendoの独占的財務顧問を務めました。

オルガノンについて

オルガノンは、米国およびカナダ外ではMSDとして知られるメルク(NYSE: MRK)からのスピンオフにより、女性の生涯にわたる健康の向上に重点的に取り組むために設立されたグローバル・ヘルスケア企業です。オルガノンは、女性の健康のためにさまざまな治療領域で60種類以上の医薬品と製品を提供しています。リプロダクティブ・ヘルス分野の製品群に加え、成長中のバイオシミラー事業と安定した既存医薬品のフランチャイズにより、オルガノンの製品は強力なキャッシュフローを生み出し、女性の健康における将来の成長機会への投資を支えています。また、オルガノンは急成長中の国際市場での規模とプレゼンスを活用して、製品の商業化を目指すバイオ医薬品イノベーターとの協業機会を追求しています。

オルガノンは、140を超える市場で人々にサービスを提供する世界的拠点網を有し、ワールドクラスの商業能力を持っています。従業員数は約9000人に上り、ニュージャージー州ジャージーシティに本社を置いています。

詳細情報についてはhttp://www.organon.comをご覧ください。またリンクトインインスタグラム当社をフォローしてください。

オルガノンの将来見通しに関する記述

オルガノン(当社)のこのニュースリリースには、過去の事実を除き、オルガノンによるForendoの買収およびFOR-6219が子宮内膜症の長期治療の選択肢となる可能性に関する経営陣の予測に関連する記述など(これらに限定されない)、1995年米国民事証券訴訟改革法のセーフハーバー規定の意味における「将来見通しに関する記述」が含まれます。「希望する」ないし「希望」、「期待する」、「潜在的」、「意図する」、「予想する」、「計画する」、「信じる」、「求める」、「見積もる」、「予定する」といった言葉およびこれらに類似する意味を持つ言葉により将来見通しに関する記述を特定できる場合があります。これらの記述には、Forendoの買収に関する記述や、革新成果や今後の治療選択肢の可能性に関する記述が含まれます。このような記述は、オルガノン経営陣の現時点での見解および予想に基づくものであり、重大なリスクおよび不確実性を伴うことがあります。基礎となる仮定が不正確であることが判明した場合、またはリスクや不確実性が現実のものとなった場合、実際の業績は将来見通しに関する記述と大きく異なる可能性があります。

リスクや不確実性には、当社の事業開発戦略を実行する能力の欠如や当社によるForendoまたはその他の何らかの計画された買収の利益を実現する能力の欠如、一般的な業況および競合他社の状況、金利や為替の変動を含む一般的な経済要因、進行中のCOVID-19の世界的流行病および変異株の出現の影響、米国および国際的な製薬業界の規制および医療関連法の影響、医療費抑制に向けた世界的な動向、技術進歩、競合他社による新製品および特許、規制当局からの承認取得を含む新製品開発に伴う課題、オルガノンの将来の財務実績・業績を正確に予測する当社の能力、将来の市場環境を正確に予測するオルガノンの能力、製造上の問題や遅延、国際経済の金融不確実性やソブリンリスク、商業上の連携相手との関係を構築および維持する困難さ、革新的な製品におけるオルガノンの特許およびその他の保護の有効性への依存、特許訴訟を含む訴訟および/または規制当局による措置などのリスクが含まれますが、これらに限定されるものではありません。

オルガノンは、新たな情報、将来の事象、その他の事情にかかわらず、将来見通しに関する記述を公に更新する義務を負いません。将来見通しに関する記述とは大きく異なる結果を引き起こす可能性のあるその他の要因については、フォーム10の登録届出書を含む米国証券取引委員会(SEC)へのオルガノンの届出書に記載されており、SECのインターネット・サイト(www.sec.gov)で入手可能です。

Forendoについて

Forendoは、組織内分泌の科学をファーストインクラスの治療ソリューションへと橋渡しする取り組みを先駆的に行っています。組織内分泌学により、医師は前例のない組織特異的なレベルで疾患に対処することができます。子宮内膜症を対象とするForendoの主力臨床化合物は、未充足ニーズが高い子宮内膜病変に対する潜在的効果の評価が進行中です。当社の2つ目のプログラムは、承認された治療薬が現時点で存在しない多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を対象としています。Forendoは、女性医療プログラムに加え、慢性肝疾患を対象とする独自のHSD17Bプラットフォームを活用して、ノバルティスと戦略的に連携しています。Forendoはフィンランドを拠点としており、Novo Seeds、Karolinska Development、Innovestor、ノバルティス・ベンチャーファンド、M Ventures、Vesalius Biocapital III Partners、Sunstone Life Science Venturesから支援を受けています。詳細情報については、www.forendo.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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