ERSゲノミクス:日本特許庁がシャルパンティエ/ダウドナの重要CRISPR特許を支持し、第3の特許を認める

  • JP6692856に対する異議申し立てが却下される
  • JP2019-210828が3件目の日本特許となる

ダブリン--()--(ビジネスワイヤ) -- エマニュエル・シャルパンティエ博士が共同所有するCRISPR/Cas9の基礎的な知的財産への広範なアクセスを提供するために設立されたERSゲノミクス・リミテッドは本日、シャルパンティエ博士がカリフォルニア大学理事会およびウィーン大学(総称してCVC)と共同で出願した第2の日本特許(JP6692856)に対する異議申し立てを日本特許庁が却下したと発表しました。本特許は、デュアルガイド形式またはシングルガイド形式で多様な真核細胞で使用する組成物および方法をカバーするものです。さらに、日本特許庁は、Cas9タンパク質のキメラバージョンをカバーする第3のCVC特許(JP2019-210828)を許可しました。

JP6692856の審査において、異議申立人は新規性と進歩性を争点としました。日本特許庁は、異議決定書1において、発明の特許性を再確認し、CRISPR/Cas9技術の利用に関するこれら特許の基本的な価値を改めて確認しました。

また、日本特許庁は、CVCグループによる2019-210828を許可しました。本特許は、細胞環境および非細胞環境におけるCas9タンパク質のキメラバージョンの組成物および使用をカバーしており、CVCグループに交付される3件目の日本特許となります。

ERSゲノミクスの知的財産・商業開発担当バイスプレジデントのマイケル・アルシエロは、次のように述べています。「今回の日本特許庁の対応は、当社のCRISPR特許ポートフォリオが日本を含む世界で広範かつ基礎的な性質を有していることを裏付けるものです。また、当社のライセンシーがCRISPR/Cas9をめぐる商業化の活動を実現するためにERSと協力すると決定した判断の確かさも確認されました。私たちは、CRISPR/Cas9をより多くの人々に使っていただけるよう、本技術を広く普及させる努力を拡大しています。」

現在、シャルパンティエ博士、カリフォルニア大学理事会、ウィーン大学に対して、この最先端技術の特許が世界80カ国以上で交付されています。

  1. 日本特許庁による異議決定書の情報ページ: https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2018-097369/669982DDE385E7E052D125DDFBB2B4D74C0CE25465AA838A956394AD7EF41533/10/ja

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