ムーディーズ・アナリティックスがチャーティスRiskTech100®で気候リスク賞を受賞

サンフランシスコ--()--ムーディーズ・アナリティックスは、2021年チャーティスRiskTech100®で、今回新設された気候リスク部門賞を受賞しました。ムーディーズ・アナリティックスは今回、同部門を含めて10部門を受賞し、総合ランキングで2位を獲得しました。

ムーディーズ・アナリティックスの製品およびサービスは、顧客による自社のポートフォリオの気候リスクに対するエクスポージャーの判断と、気候リスクのさまざまな要因に対するエクスポージャーの影響の定量化を支援します。

ムーディーズ・アナリティックスのマネジングディレクターで定量リサーチのグローバル責任者であるJing Zhangは、次のように述べています。「気候リスク機能を拡大させることは、当社の最優先事項であり、その実現に向け多大な投資を行ってきました。2020年に深刻な異常気象が年間を通じて発生していることにより、気候変動がポートフォリオのリスクとリターンにすでにどのような影響を及ぼし、今後どのように影響し続けるかを市場参加者が理解することの重要性と緊急性が明確に示されています。」

気候変動に関連する物理的リスクを計測することは、気候リスク管理を成功に導く要素の1つです。ムーディーズ・アナリティックスのあらゆるソリューションには、ムーディーズの関連会社で物理的気候リスク・データの中心的プロバイダーのFour Twenty Sevenと、ムーディーズの関連会社で移行リスク、ESG、企業情報開示を専門とするV.Eが提供するムーディーズESGソリューションの受賞歴のある気候リスク分析が組み込まれています。ムーディーズの気候ソリューション群は、気候データをリスク管理ツールに組み入れ、気候リスク・エクスポージャーをから財務的影響と各資産クラスの信用リスクに読み替えます。

当社チームは先日、さまざまな業界と地域の企業約1万2000社が行った気候関連の開示について、AIを利用した調査を実施しました。調査結果は気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に提示され、TCFDの実施に関する最新の状況報告書の中で取り上げられました。同報告書によれば、何らかの気候関連の情報を報告した企業は調査対象企業の17%にすぎず、報告の焦点、内容、品質には大きな差異がありました。

ムーディーズESGソリューションの機能は、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(信用格付会社で、ムーディーズ・アナリティックスの姉妹会社)でもますます活用されるようになっています。

Moody’s Analytics、Moody’s、その他ムーディーズ・アナリティックスやその商品・サービスを特定するすべての名称、ロゴ、アイコンは、ムーディーズ・アナリティックスまたはその関連会社の商標です。本プレスリリースで参照されている第三者の商標は、それぞれの所有者の財産です。

ムーディーズ・アナリティックスについて

ムーディーズ・アナリティックスは、お客さまの成長、効率性の向上、およびリスク管理を支援する金融情報と分析ツールを提供します。当社は、卓越したリスクに対する専門性と広範な情報資源、テクノロジーの革新的な応用を統合して、今日のビジネスリーダーが変化する市場に確信をもって対応できるようサポートします。業界をリードする当社のソリューションは市場で高く評価されており、リサーチ、データ、ソフトウェア、および専門サービスを組み合わせて、優れたカスタマー・エクスペリエンスを提供することができます。当社は、その品質、クライアント・サービス、およびインテグリティに対するたゆまない取り組みを背景に、信頼できるパートナーとして世界中の数千の機関に選ばれています。ムーディーズ・アナリティックスに関する詳細については、当社のウェブサイトをご覧いただくか、TwitterまたはLinkedInで当社をフォローしてください。

ムーディーズ・アナリティックスは、ムーディーズ・コーポレーション(NYSE:MCO)の子会社です。ムーディーズ・コーポレーションの2019年の売上高は48億米ドルで、世界に約1万1400人の従業員を擁し、40カ国で事業を運営しています。

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