セプトン、Vista-X90を発表高性能車載グレードLidarの新基準を確立

With a width of 120 mm, depth of 110 mm and a front-facing height of <45 mm, the compact, non-rotational Vista-X90 allows seamless vehicle integration. © 2020 Cepton Technologies.

米カリフォルニア州サンノゼ発--()--(ビジネスワイヤ) -- 最先端のインテリジェントLidarベース・ソリューションのリーディングプロバイダー、Cepton Technologies, Inc.(セプトン・テクノロジー、以下「セプトン」)はこのほど、大量生産車向けに価格を1000ドル以下に抑えた最新車載グレードLidarセンサー「Vista-X90」の詳細を発表しました。

車載グレードセンサー「Vista-X」シリーズの最新プロダクトVista-X90 は、小型筐体で低消費電力の高性能センサーの新基準を確立する、先進運転支援システム(ADAS)および自動運転車(AV)に最適なセンサーです。重量は900gを下回り、反射率10%の条件下の最大検出距離200m、突出した角度分解能0.13°、12W以下という最先端の電力消費を実現し、最大40Hzのフレームレートに対応しています。

自動車とのインテグレーションを容易にするよう最適化されたVista-X90は、セプトンの特許技術マイクロ・モーション・テクノロジー(MMT®)を活用したライセンス可能な設計アーキテクチャーを備えています。摩擦がなく、ミラーレス、非回転式のLidarアーキテクチャーにより、高解像度の長距離3Dイメージングを可能にするとともに、自動車用途における厳格な要件を満たせるよう、センサーの堅牢性と信頼性を最大限に高めています。

セプトンの次世代ASIC技術を搭載したVista-X90はISO26262 ASIL-Bに準拠したセンサーで、AUTOSARとOver-the-Air(OTA)機能に対応し、高度な工場/外部/動的キャリブレーション機能を備えています。幅120mm、奥行き110mm、パネル前面高さ45mm未満のコンパクト設計で、組み込みにも適しています。90° x 25°の視野と指向性のある非回転式設計の組み合わせにより、フェイシア(グリル・ヘッドランプ)やフロントガラスの後ろ、ルーフ上などへのシームレスなインテグレーションが可能です。

製造性の高いモジュール式の拡張性に優れたアーキテクチャーを採用し、容易に入手可能で安価な部品で製造されたVista-X90は大量生産に最適で、真に費用対効果の高いLidarソリューションをADAS/AV市場に提供します。セプトンはその技術を、自動車用ヘッドランプ分野で世界最大手のティア1サプライヤー、小糸製作所にライセンス供与しています。小糸製作所は自動車用途でのセプトンのLidar技術について、セプトンが供給する主要なモジュールを用いて製造・販売を行う非独占的権利を有しています。

セプトンのCEO、ジュン・ペイ(Jun Pei)博士は次のように述べています。「世界で最も費用対効果が高く高性能な車載用LidarであるVista-X90によって、業界に変革をもたらせることを大変うれしく思っています。自動車Lidarはこれまで、安価で性能が低いか、高性能だが多くのOEMプログラムにとって高価すぎるもの、のいずれかでした。Vista-X90はこの両者の溝を埋め、性能、パワー、信頼性、コストの最適な組み合わせを実現することで根本的な変革をもたらします。これは、世界のすべての自動車において、必須の安全装置としてLidarが利用できるようにする、という当社の計画において不可欠なものです。」

Vista-X90は2022年以降の量産開始を目指しており、ご要望に応じてサンプルを供給いたします。

セプトン・テクノロジーズについて

セプトンは、自動運転ADAS高度道路交通システム(ITS)、スマートスペース、産業用ロボットなど多様な市場向けに最先端のインテリジェントLidarベース・ソリューションを提供しています。セプトンが特許を取得したMMT®ベースのLidar技術は、スマートアプリケーション向けに長距離・高解像度の3D認知を提供する、信頼性の高い、拡張性と費用対効果に優れたソリューションを実現します。

2016年に設立され、幅広い最先端Lidar・イメージング技術について合わせて20年超の経験を有する業界のベテランが率いるセプトンは、大量市場向けの高性能かつ高品質なLidarソリューションの商業化に注力しています。米国カリフォルニア州サンノゼに本社を構え、ドイツ、カナダ、英国、日本、インドに拠点を置き、世界的な顧客基盤は急速に拡大しています。詳細についてはウェブサイト(www.cepton.com)をご覧いただき、TwitterLinkedInで当社をフォローしてください。

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Contacts

メディア担当連絡先:フェイシイ・リ Faithy Li, Cepton Technologies, media@cepton.com

日本での取材のご依頼、プレスリリースへのお問い合わせ、製品関連へのお問い合わせなどについてはセプトン・テクノロジー日本代表の倉臼あんどりゅまで連絡してください。andrew@cepton.com

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