日本の薬価・保険収載制度における最近の動向に対するBIOの声明

ワシントン--()--(ビジネスワイヤ) -- バイオテクノロジーイノベーション協会(BIO)国際業務担当シニアバイスプレジデントのジョセフ・デーモンドは、日本の薬価・保険収載制度における最近の動向に対し、以下の声明を発表しました。

「BIOは、世界30カ国以上のあらゆる規模の学術機関、新興企業、バイオ医薬品企業を含むバイオテクノロジーイノベーターを代表する世界最大の組織として、日本の薬価・保険収載制度における最近の動向を残念に思います。それは予測可能性を低下させ、イノベーターにとってリスクを高めるものです。

BIOは近年、新薬に対する規制制度を改善し、またバイオテクノロジーの研究・開発・イノベーションのための環境を改善した日本の施策を称賛してきました。そのため、革新的な医薬品の価格を変更するという場当たり的な決定の最近の事例は失望させるものであり、予測可能で比較的安定したルールに基づく既存の制度を弱体化させるものです。BIOはこのような決定の原因となっている財政的圧力を理解しますが、この種の問題は全体を見据えて熟議を尽くす方法で対処し、決定による意図しない影響で患者が被害を受けないようにすべきであり、バイオ医薬品研究に対する動機付けを強化するために日本がこれまでに行ってきたことを台無しにしてはならないと考えます。

BIOは日本の他の利害関係者とともに、公衆衛生と革新的な医薬品へのアクセスを促進する政策の策定に役立つとともに、日本におけるバイオ医薬品のイノベーションを前進させるために、日本政府と協力する用意があります。」

BIOについて

BIOは米国、その他30カ国以上のバイオテクノロジー企業、学術機関、国立バイオテクノロジーセンター、関連組織を代表する世界最大の産業団体です。BIOの加盟団体はヘルスケア、農業、産業、環境バイオテクノロジーの各分野で革新的な製品の研究開発に携わっています。またBIOは、バイオテクノロジー業界の集会として世界最大のBIOインターナショナル・コンベンションや、世界各国で開催される業界有数の投資家向けミーティングやパートナリングミーティングも開催しています。BIOtechNOWは「世界を変革するイノベーションを記録するBIOのブログで、BIOニュースレターは当組織が隔週発行する電子メールニュースレターです。BIOニュースレターをご購読ください

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Biotechnology Innovation Organization
George Goodno, 202-962-6660
Web: www.bio.org
Blog: www.biotech-now.org
Twitter: @IAmBiotech

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