米コロラド州レイクウッド--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 血液成分・治療用アフェレシス・細胞技術の世界的リーダーであるテルモBCTは本日、ベトナムのホーチミン市近郊における9万1440平方メートルの新施設の開所を発表しました。1億ドルの本製造施設はテルモBCTの事業拡大を世界規模で支えるものです。2015年前半に製造業務が開始されれば、この新しい製造施設は当社の製造能力を増強することになります。
重要事実：
- テルモBCTは世界的な医療機器メーカーで、米コロラド州レイクウッドに本社を置いています。
- 地域本社をブリュッセル、ブエノスアイレス、香港、東京に置いています。
- テルモBCTは1億ドルを投資し、ホーチミン市近郊の10ヘクタールの土地に9万1440平方メートルの施設を建設しました。
- 全職員の配置が完了すれば、施設は900人以上の新従業員を擁する見込みです。
- ベトナム施設の開所により、テルモBCTの製品はベルギー、中国、インド、日本、北アイルランド、米国、ベトナムの7カ国で製造されることになります。
- ベトナムでは自動採取用の全血バッグと使い捨て製品の製造が行われます。
- 現在、テルモBCTは4800人以上の従業員を擁し、120以上の国と地域で3つの主要な顧客セグメント（血液センター、治療用アフェレシス・細胞採取、細胞処理）に貢献しています。
- ベトナムの施設はテルモBCTの広範な戦略の一環で、その戦略には米国コロラド州の世界本社における既存の製造事業への投資、北アイルランドとインドの製造施設への投資が含まれます。
関係者の主な発言：
Craig Rinehardt、テルモBCTグローバルオペレーション担当エグゼクティブバイスプレジデント
「当社はすべての大陸で顧客のための真剣な取り組みを一貫して行っており、この製造施設の竣工はこうした取り組みにほかなりません。実際、世界レベルの能力を提供し、ベトナムで活用される製造技術を前進させることで、製品の市場投入を速め、当社の顧客ニーズへの対応力を高めています。」
「当社は1年もかけずに着工から建設、竣工にまで至りました。当社は多方面からの支援を得て、この投資を実らせました。ベトナムの製造施設の開所にこぎつけたことは大きな喜びです。この施設の追加を米国の製造本部、そして各国の事業所が歓迎しています。」
新宅祐太郎、テルモ株式会社代表取締役社長
「テルモBCTのベトナムの新施設は、テルモ株式会社が世界規模で自社能力に投資を行っていることを示す最新の例で、同施設の開所は当社にとって刺激的で新たな前進となるものです。当社は、この地域の成長に与り、医療を通じて社会に貢献するという当社の使命を実践する上で、この新施設が与えてくれる機会について楽観視しています。」
主なリソース：
テルモBCTについて：
血液成分・治療用アフェレシス・細胞技術の世界的リーダーであるテルモBCTは、アフェレシス採取技術、マニュアル式および自動式の全血処理、病原菌低減技術を独自に併せ持つ唯一の企業です。当社は血液が今日果たしている役割以上のものを患者に提供できる潜在力を持っていると確信します。こうした信念が当社のイノベーション努力を促し、お客さまとの提携活動を強化しています。
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