メルクとサン・ファーマが新興市場で新規製剤と新しい医薬品の組み合わせを開発・販売する合弁会社を設立

合弁会社は患者の利便性と服薬順守を向上させる医薬品開発で専有技術を適用へ

米ニュージャージー州ホワイトハウスステーション&印ムンバイ--()--(ビジネスワイヤ) -- ヘルスケアの世界的リーダー企業で、米国とカナダ以外でMSDとして知られるメルク(NYSE:MRK)と、インドの多国籍製薬大手サン・ファーマシューティカル・インダストリーズ(サン・ファーマ)は本日、新興市場で革新的なブランドジェネリック薬の新しい組み合わせ、製剤を開発・製造・販売するために、合弁会社を設立したと発表しました。

メルク/MSDの新興市場担当プレジデントであるケビン・アリは、次のように述べています。「メルクの新興市場戦略は、新規化合物の導入から革新的なブランドジェネリック薬に対する注目拡大まで、当社事業における革新の実践に隈なく目を配ることで、推進しています。当社はサン・ファーマと力を合わせることで、当社の革新的製品ポートフォリオをさらに充実しようとしています。その際、新興市場の患者、医師、政府が持つ多様なニーズに対処するための強固な基盤を活用します。」

この提携では、迅速で革新的な製品開発においてサン・ファーマが示したリーダーシップと専門技術のれっきとした実績と、サン・ファーマの世界レベルの製造ネットワークに加え、メルクの臨床開発と組み入れに関する専門知識、商業展開の広大な地理的規模が統合利用されます。サン・ファーマの製品開発では、サン・ファーマ・アドバンスド・リサーチ・カンパニー(SPARC)の専有プラットフォーム技術が活用されています。両社は、「革新的なブランドジェネリック薬」に力点を置くと発表していますが、これらの医薬品は新興市場の患者の利便性向上を狙ったプラットフォームデリバリー技術を活用して、医薬品の組み合わせをもたらすものです。本合弁事業は、メルク、サン・ファーマ各社の子会社を通じて構築されます。合弁事業の財務に関する詳細については公表されていません。

サン・ファーマシューティカル・インダストリーズ会長兼マネジングディレクターのDilip S. Shanghviは、次のように述べています。「この合弁事業は、世界中で当社の高度に革新的なデリバリー技術を活用して製品を投入するための提携戦略を強化するものです。メルクは革新的な研究けん引型の世界一流製薬企業として、群を抜く名声を博しています。当社はメルクと提携できることを誇りに思っており、提携事業に期待しています。」

専門家の推計によれば、新興市場は今後10年間で、世界の製薬分野の成長の90パーセントを主導し、その75パーセントがブランドジェネリック薬でもたらされます。これら市場では、心血管疾患や糖尿病、肝炎など慢性疾患という重荷が増大しており、また人口が増加し経済的繁栄が拡大していることから、ブランドジェネリック薬に対する需要が高まっています。

「メルクは、実証済みの能力をもって革新的な医薬品とワクチンを開発し、世界で人の健康を増進させてきた誇るべき伝統を有しています。当社は新たな提携と戦略的アライアンスを確立することで、当社の新興市場成長戦略の実践において首尾よく前進しています。この合弁事業は、当社が急成長している地域でリーダーシップを発揮する地位を築く上で貢献するものです。」(ケビン・アリ)

MSDとサン・ファーマによるこの合弁会社は、両社の上級経営幹部から成る合同取締役会・経営陣が経営に当たります。

サン・ファーマシューティカル・インダストリーズについて

1983年創業、1994年上場のインドに本社を置くサン・ファーマシューティカル・インダストリーズ(Reuters: SUN.BO、Bloomberg: SUNP IN、NSE: SUNPHARMA、BSE: 524715)は、国際的な統合スペシャルティ製薬企業です。同社はインド、米国、幾つかの新興市場において、斬新的なイノベーションに基づくブランドジェネリック薬としての多くの医薬品製剤を製造・販売しています。同社はインドにおいて、精神科、神経科、心臓病、糖尿病、胃腸病、眼科、整形外科の各治療分野でリーダー企業の地位にあります。同社はさらに、製品開発、プロセス化学、複雑な医薬品有効成分(API)および投与製剤の製造に関して、強力なスキルを持っています。詳細情報についてはwww.sunpharma.comをご覧ください。

サン・ファーマ・アドバンスド・リサーチ・カンパニーについて

SPARCは上場した独立研究開発企業として、新規分子と新規医薬品デリバリーシステムの発見・開発に取り組んでおり、220人以上から成る科学者チームと、4つの研究開発センターを有しています。

SPARCのデリバリーシステムプロジェクトは、患者の利便性ないし服薬順守を向上させるプラットフォーム技術の開発に力点を置いています。こうした技術には、経口技術(胃内滞留型の革新的デバイス、ラップマトリックス技術)、注射技術(ナノ粒子製剤、生分解性デポー製剤)、乾燥粉末吸入器、眼科技術(膨潤ミセルおよびゲルフリー貯留体)などがあります。これら技術を基盤とする数製品がインドで販売されています。

メルクについて

今日のメルクはヘルスケアの世界的リーダー企業として、世界中の人々の健康に寄与する事業に取り組んでいます。メルクは米国とカナダ以外ではMSDとして知られています。当社の処方薬、ワクチン、生物製剤、消費者向けケア製品およびアニマルヘルス用製品を通じ、顧客と協働して140カ国以上で事業を展開し、革新的な医療ソリューションを提供しています。また広い範囲を対象とするポリシー、プログラム、提携活動を通じて、医療アクセスを推進するという責務を果たしています。詳細情報に関してはwww.merck.com をご覧下さい。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースは1995年米国民事証券訴訟改革法におけるセーフハーバー条項で定義される意味での「将来見通しに関する記述」を含みます。それらの記述は、将来の財務および事業の結果、合併後の会社の計画、目的、期待、意図、その他の歴史的事実でない記述を含め、メルクとシェリング・プラウ両社の合併による恩恵に関する記述を含みますが、それらに限定されません。それら記述はメルク経営陣の現時点における予想や期待に基づくもので、多くのリスクや不確実性の影響を受けます。実際の結果はそれら将来見通しに関する記述に記されたものと異なる場合があります。

実際の結果が将来見通しに関する記述で記されたものと異なる場合の原因となり得るものとして、メルクとシェリング・プラウの合併で期待された相乗効果が実現しない可能性または期待した期間中に実現しない可能性、製薬業界に対する規制や医療法令の影響、事業が成功裏に統合しないリスク、合併の途絶により事業および取引関係の維持が困難となる可能性、将来の市況を正確に予測するメルクの能力、メルクの特許その他革新的製品に対するメルクの保護能力への依存、米国および海外における法令および医療政策の新規策定または変更、および訴訟および/または規制措置の対象となる可能性などがあります。

新たな情報、将来の出来事、その他の結果にかかわらず、メルクは将来見通しに関する記述を公式に更新する義務を負いません。実際の結果が将来見通しに関する記述と異なる場合の原因となり得るその他の因子は、メルクのフォーム10-Kによる2010年度報告書、当社が米国証券取引委員会(SEC)に提出したその他の書類に記載されており、それら書類はSECのウェブサイト(www.sec.gov)から入手可能です。

写真とマルチメディア・ギャラリーはこちらをご覧ください:http://www.businesswire.com/cgi-bin/mmg.cgi?eid=6678689&lang=ja

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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