ロンドン & 印バンガロール--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ）-- テクノロジー・サービスおよびコンサルティングの主要企業のウィプロ・リミテッド（NYSE：WIT、BSE：507685、NSE：WIPRO）は、世界最大の航空サービス企業であるメンジーズ・アビエーションから、同社の航空貨物管理サービスを変革するために選定されたと発表しました。
この提携により、メンジーズは市場有数の貨物取扱サービス業者としての地位を強化し、同社のサービスや新技術の利用を拡大できます。また顧客、パートナー、従業員、環境を変革の中心に据えながら、競争力を高めることができます。
ウィプロの革命的な貨物取扱製品は、クラウドネイティブな技術を使って構築されており、メンジーズの全ニーズに加え、より幅広い航空貨物業界のニーズにも対応できます。この製品は自動化を拡大することで、業務効率を向上させ、従業員体験と顧客サービスを強化し、クラス最高のセキュリティーと共にビジネス上の重要な洞察的知見を提供できるように開発されました。
この製品は、メンジーズと同社の顧客の両方が貨物位置の把握を向上させ、貨物と文書のスキャニング技術をサポートし、顧客のオペレーティングシステムと直接統合できるため、透明性の向上とリアルタイム追跡が可能になります。さらに、ロボット工学、自律走行車、真のペーパーレス環境など、次世代倉庫のための新技術の開発が実現させます。
メンジーズ・アビエーションの貨物担当エグゼクティブバイスプレジデントのロバート・フォードリー氏は、次のように述べています。「当社は、新しい倉庫管理システムのための厳格な入札プロセスを経て、ウィプロとの提携を発表できることを大変うれしく思います。この提携により、当社はその世界規模での技術変革と意欲的な成長戦略を推進していきます。メンジーズでは、ロボットによる在庫確認やフライトパックのデジタル化を最近発表するなど、革新的ソリューションへの投資に傾倒しており、ウィプロのプラットフォームにより、当社は今後確実に最先端のシステムや製品を活用できるようになるでしょう。」
「この契約によって、当社業務のエンドツーエンドのデジタル化、プロセスの標準化、一貫性のある顧客サービス、従業員体験の強化を実現できるようになりますが、これは新世代の貨物専門家を引きつける上で非常に重要です。当社チームは、普段使うアプリのルック＆フィールとより調和の取れたオペレーティングシステムを活用できるようになります。そして当社のお客さまは、貨物状況の透明性の向上、自動化によるプロセスの高速化、安全性とセキュリティーの実施方法の改善といった恩恵を受けられます。」
ウィプロ・リミテッドの英国＆アイルランド担当マネジングディレクターのOmkar Nisalは、次のように述べています。「ウィプロは、航空サービスの世界的大手であるメンジーズ・アビエーションと提携できることを大変うれしく思います。この協業により、ウィプロの広範な技術力を貨物取扱と貨物管理に関するメンジーズの膨大な経験と組み合わせ、航空貨物業界に革命を引き起こす製品を提供できるでしょう。最新技術に基づいて設計された最新の現代的な貨物取扱ソリューションを提供し、メンジーズによる航空貨物の変革と成長計画を支援できることに感激しています。ウィプロの新製品は、ユーザー体験のあり方を改革することで、根本的に使いやすいものとなっています。また、電子商取引事業の極めて大きな成長に促されて、サプライチェーンにおける効率改善という切迫したニーズがありますが、これに対処できるほか、航空貨物のプロセスも向上できます。私たちは今後も、ウィプロの膨大な優れた技術力を活用して、製品に投資を行い、メンジーズと航空貨物業界に業界有数のソリューションを提供していきます。」
メンジーズは、ウィプロ製品を2023年末までに、ルーマニアのブカレスト、ニュージーランドのウェリントン、クライストチャーチ、オークランド、中国のマカオという5カ所の航空貨物拠点に導入します。さらに2024年末までに、メンジーズのグローバルネットワークに全面導入する計画です。
編集者への注記：
メンジーズ・アビエーションについて
メンジーズ・アビエーションは1833年以来、世界最大の航空サービス企業へと進化を続けており、6大陸で事業を展開しています。ロンドンに本社を置くメンジーズは、58カ国の250以上の空港で時間的ニーズが厳格な地上サービス、燃料サービス、航空貨物サービスを提供し、高度なトレーニングを受けたスタッフ3万5000人以上のチームによって支えられています。クラス最高の安全性とセキュリティーを日々、最優先しています。メンジーズ・アビエーションの詳細情報については、menziesaviation.comをご覧ください。
ウィプロ・リミテッドについて
ウィプロ・リミテッド（NYSE：WIT、BSE：507685、NSE：WIPRO）は、デジタルトランスフォーメーションに関するクライアントの最も複雑なニーズに対応する革新的なソリューションを構築することに重点を置いた技術サービスおよびコンサルティングの大手企業です。コンサルティング、設計、エンジニアリング、運用に関する能力の総合的なポートフォリオを活用し、クライアントが最も大胆な野心を実現して将来に備えた持続可能なビジネスを構築する支援をします。66カ国に25万人を超える従業員とビジネスパートナーを擁し、変化し続ける世界でお客さま、同僚、地域社会の繁栄をお手伝いするという約束を果たしています。詳細情報については、www.wipro.comをご覧ください。
将来予想に関する記述
本リリースにおける将来予想に関する記述は、将来の出来事に関するウィプロの見解を表すものです。そうした将来の出来事の多くは、その性質上、本来的に不確定であり、ウィプロの支配が及ばないものです。そうした記述には、ウィプロの成長見通し、当社の将来の財務業績、当社の計画・期待・意図についての記述が含まれますが、これらに限定されません。本リリースにおける将来予想に関する記述には、実際の結果がそのような記述で予想されている結果と大きく異なる場合の原因になり得るリスクと不確実性が伴うことにご注意ください。そうしたリスクと不確実性には、当社の収入・収益・利益の変動、成長を創出・管理する当社の能力、提案した会社活動を完遂する当社の能力、ITサービスにおける熾烈な競争、コスト面の優位性を維持する当社の能力、インドにおける賃金の上昇、能力が特に高い専門的人材を引きつけて維持する当社の能力、固定価格・固定期間契約における時間および費用の超過、クライアントの集中、移民に関する制限、国際的運営を管理する当社の能力、当社の重点領域におけるテクノロジー需要の低下、通信ネットワークの障害、買収が行われた場合に手続きを完了して統合を成功させる当社の能力、当社サービス契約における損害賠償責任、当社が戦略的投資を行う企業の成功、政府による財政的インセンティブの終了、政治的不安定、戦争、インド以外での資金調達や企業買収に対する法的制限、当社の知的財産の不正な使用、当社の事業や業界に影響する一般的な経済環境に関するリスクおよび不確実性が含まれますが、これらに限定されません。
当社の将来の事業業績に影響を与え得るその他のリスクについては、米国証券取引委員会への当社提出物（フォーム20-Fによる年次報告書を含みますがこれに限定されません）の中で詳細に記述されています。そのような提出物は、www.sec.govで入手できます。当社は、時に、書面および口頭においてさらに将来見通しに関する言明を行うことがあり、これには、証券取引委員会への当社提出物と株主への報告書に記載されている記述が含まれます。当社は、当社または当社の代理人が随時行う可能性がある将来見通しに関する記述を更新する義務を負いません。
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