アジア太平洋地域では規制リスク管理が主要課題:ACE社による調査
調査は、世界中の金融サービス、製造、IT、専門サービスなど、幅広い業種の企業役員320名を対象に実施されました。アジア太平洋地域からの105名の回答者のうち44%が市場リスク(資産の市場価値が低下するリスクなど)を(危険性の)高いリスクとして実感しており、23%が財務リスク、すなわちグローバルな事業展開を図る上での資金調達リスクを極めて高いリスクとして認識しています。したがって、回答者の3分の2が、信用危機の結果、新しい流動性標準を将来の規制介入のキーとして見据えているというこの回答もある意味で当然かもしれません。
特に、規制リスクについては、導入されようとしている規制の質と量、さらには国際的にビジネスを展開する企業が直面する莫大な量の規制について懸念を表明しています。多数のコンプライアンス上の優先順位や重なり合う分野、あるいは各種規制間の矛盾点と格闘することが、規制リスクの管理を困難で、しかも時間のかかる業務にしてきました。たとえば、回答者のうち4分の3以上が、監査と報告に関する諸規制が、最も時間と経営資源を浪費すると選択しています。アジア太平洋地域の回答者のうち51%(回答者全体では39%)が、今後3年間で、規制リスクに割かれる時間と経営資源の量が格段に増えるだろうと予想しているのです。
規制リスクのうち、これまで自社が最もうまく管理できた分野はどこか、という質問に対し、アジア太平洋地域の企業役員のうち59%が、「確実かつ効果的な規制の遵守」と答えていますが、これはほぼ全体の回答の傾向と一致しています。また同地域の役員のうち46%が、他の調査回答者と同様に新たな法令には反発を示しています。規制リスクの管理能力を阻害する主要ファクターとして、回答したどの役員も一様に同じ回答を示しました。それは「複雑な規制環境」です。
「アジア太平洋地域の回答者のうち56%が、規制を守らない場合の主要リスクとして自社のレピュテーションが毀損されるリスクを挙げているという事実は、悩みの種とはいえ、規制リスクを効果的に管理すれば企業の評判を高めるという議論に説得力を持たせます」とACE Asia Pacificの社長兼CEOのJohn Bassetto氏は指摘しています。同氏はさらに「多数の規制環境に取り組み、多様なコンプライアンス・プロジェクト間のバランスを取ることは、ACEにとって常に大きな課題ではありますが、当社が各地でさらなる成長と拡大を続けていくにあたっては必要不可欠なのです」と付け加えました。
ACE社について
ACE Asia Pacific社は、損害保険と損害再保険サービスを提供する世界的大手企業ACE Group of Companies®の一員です。ACEのアジア太平洋部門である同社の販売網は、オーストラリア、香港、インド、インドネシア、韓国、マカオ、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムと幅広い国や地域にわたっています。ACE社が単独最大株主である、中国の大手保険会社Huatai Insurance Companyとの戦略的パートナーシップによって中国への進出も積極的に進めています。
ACE Asia Pacific社は、全体として幅広く分散した品揃えを誇っています。中核商品は対物・傷害保険(Property & Casualty)ですが、災害・健康保険(Accident & Health)も伸びてきており、徐々にバランスが取れつつあります。こうした主力商品を補完するのが、中小企業向けの法人保険と個人向け保険商品で、こちらも着実に実績を伸ばしています。
アジア太平洋地域の全域で、ACE社はダイレクト・マーケティング手法を展開しており、お客様発の商品を創造しながら多様なニーズにお応えできる企業として高い評価を得ています。マーケティングにおけるこの創造性が、すべての商品ラインを通じた厳格な引受方針によって支えられているのです。
詳しくは www.acelimited.com をお訪ねください。
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