要約: 環境リスク重視の企業が増加=英EIUとエース・グループの調査
英誌エコノミストを発行しているエコノミスト・グループの調査機関エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)と、保険・再保険大手エース・グループ(NYSE:ACE、英領バミューダ)は、各国企業の環境リスク管理状況に関する共同調査報告書を発表した。調査対象の320人のリスク・マネジャーの過半数は、環境リスク管理に対する意識は高まっており、それに伴ってより多くの企業リソースを環境リスク管理に割り当てていると回答。同報告書は、環境リスクに対して企業が積極的な姿勢を取るようになった主因として、株主からの圧力、サプライチェーンや提携関係の国際化によるビジネスの複雑化、気候変動の脅威-の3点を指摘。一方、多くの企業が環境リスク管理態勢の整備を始めて日が浅いため、事業の国際展開や買収・合併など重要な経営戦略を実施する際に、環境リスクを本格的に調査することは、例外的なのが現状。また、現在までのところ、環境リスクへの対応は、他の企業リスク管理全体の枠組みから切り離されていて、その場限りの対応が目立ち、責任者が明確でないケースも多い。
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