香港--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 世界最大のIPv6ネイティブ・インターネット・バックボーンを運営するハリケーン・エレクトリックは本日、香港に3番目の拠点を追加し、活況を呈するアジア市場に対する取り組みを一段と強化したことを発表しました。新たなポイント・オブ・プレゼンス（PoP）は、キャリアニュートラルでネットワーク密度の高い施設であるHKCOLOに設けられました。所在地は、8/F Sino Favour Centre, 1 On Yip Street, Chai Wan, Hong Kongです。
アジアの何千社もの企業のIPトランジット需要を継続的に満たすハリケーン・エレクトリックによる今回の拠点拡充は、香港にとって重要な時期に実現しました。香港政府の最高情報責任者によれば、香港のインターネット経済は目覚ましい成長を遂げており、その成長率は伝統的経済を大きく上回っています。これに対応して、香港の最高情報責任者事務局は、イノベーションとテクノロジーによる香港経済の活性化を目的に今後5年間におよそ70件の対策を講じるスマートシティ・ブループリント計画を発表しました。その重点分野の一つがフィンテックです。
ハリケーン・エレクトリックのPoPの確立により、HKCOLOの顧客と香港のその他の企業にとってネットワーク接続の選択肢が広がるだけでなく、耐障害性、ロード・バランシング、混雑管理、次世代IPv6トラフィックのトランジットの向上が実現します。さらに、HKCOLOのテナントは、185以上の主要な相互接続ポイントと何千もの顧客およびプライベートのピアリング・ポートを経由して7200以上の異なるネットワークとの2万件以上のBGPセッションを接続するハリケーン・エレクトリックの巨大な世界的ネットワークを通じてIPトラフィックの交換を行うことができます。
さらに香港のPoPは、100GE（100ギガビット・イーサネット）、10GE（10ギガビット・イーサネット）、GigE（1ギガビットイーサネット）のポートを通じてハリケーン・エレクトリックの広範にわたるIPv4およびIPv6ネットワークへのアクセスを提供します。これにより、新規顧客、既存顧客のどちらにも、スループットの向上、遅延時間の短縮、信頼性の改善が実現します。
ハリケーン・エレクトリックのマイク・レーバー社長は、次のように述べています。「ハリケーン・エレクトリックは、香港の急成長中の革新的経済のニーズに応えることに力を注いでいます。香港政府は、香港を重要なテクノロジー・ハブとすることを目指しています。香港における当社の3番目の拠点の確立により、HKCOLOのお客さまはハリケーン・エレクトリックの充実したグローバルなネットワークが提供する帯域幅と規模を利用できるようになります。こうしたサービスを提供する機会を得られたことを大変うれしく思います。」
ハリケーン・エレクトリックについて
米カリフォルニア州フリーモントを本拠とするハリケーン・エレクトリックは、IPv4とIPv6の世界的ネットワークを運営し、接続ネットワーク数で世界最大のIPv6バックボーンと考えられています。当社の世界的ネットワークは185の主要な相互接続ポイントと接続しており、7200以上の異なるネットワークとトラフィックを直接的に交換しています。ハリケーン・エレクトリックは障害回復力のある光ファイバー・トポロジーを採用しており、北米を横断する5つもの100Gの冗長パス、米国と欧州を結ぶ4つの100Gの独立パス、欧州とアジアでサービスを提供する複数の100Gのリングを所有しています。また、ハリケーン・エレクトリックはアフリカでリング、オーストラリアでPoPを所有しています。
こうした膨大な世界的ネットワークに加えて、ハリケーン・エレクトリックはカリフォルニア州フリーモントで2つのデータセンターを所有・運営し、そのうちFremont 2は最新の総面積20万8000平方フィートの施設です。ハリケーン・エレクトリックは、同じ接続を介して、IPv4、IPv6の中継ソリューションを10 Gbpsイーサネットや100 Gbpsイーサネットの速度で提供しています。
ハリケーン・エレクトリックの詳細については、http://he.netをご覧ください。
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