GSMAが最新レポートでモバイルマネーの成功を公表:口座数は世界で5億件を超える

92カ国で277の活動中モバイルマネー・サービスを利用可能、

GSMAはモバイルマネー開発者ポータルを開設

スペイン・バルセロナ--()--(ビジネスワイヤ)GSMAは本日、6回目となるレポート「モバイルマネー業界の動向」を公表しました。このレポートでは、モバイルマネーの現状について概説し、この10年間でモバイルマネーが生活、経済、イノベーションにもたらした影響を明らかにしました。これは、世界のモバイルマネーの全体像のみを示しています。今回のレポートは、ケニアで画期的なMペサ(M-Pesa)が始動してから10年間を振り返っています。Mペサは金融サービスの利用法を変革するモバイル技術の可能性を初めて実証しました。現在、92カ国で5億件以上のモバイルマネー口座が登録されています。

GSMAのマッツ・グランリド事務局長は次のように述べています。「サービスの行き届いていない人達がデジタル決済を利用できるようにすることで、金融包摂は途上国の数億人の人達にまで拡大されました。これにより、これらの人達はより確実に社会的な力を持って積極的に現地の地域社会に貢献できるようになりました。この成功事例で中心的役割を果たしたのはモバイル事業体です。モバイル事業体のサービス提供範囲と影響は、17の持続可能な開発目標を達成する上でモバイル業界がいかに重要であるかを明確に示しています。」

モバイルマネーが経済成長を促進

モバイルマネーは、特に決済の様式を定め、透明性を向上させ、GDPを促進することで、新興市場での経済成長を促す重要な要素です。モバイルマネー提供業者は、多くの新興市場経済において決済サービスの最前線に立っています。2016年12月だけでも、モバイルマネー業界は13億件の取引を処理しました。平均すると1分当たり3万件の取引を処理しています。

この調査ではさらに以下が明らかになりました。

  • 2016年末時点でモバイルマネー登録口座は5億件以上
  • 活動口座(90日ベース)は約1億7400万件
  • 35種類のモバイルマネー・サービスがあり、活動口座は100万件以上
  • モバイルマネー取扱店は430万件を超え、現在、30カ国では、活動中モバイルマネー取扱店の件数は銀行支店の10倍
  • モバイルマネーによる国際送金の平均コストは、世界的送金サービス事業者による送金コストの半分未満

10年間での規模の拡大

本年次レポートでは、モバイルマネーの登場から金融包摂の急速な発展に至るこの10年間のモバイルマネーの発展過程を図示しています。ビジネスモデル、実現化規則、相互運用性などの分野で学んだ教訓を検討し、モバイルマネーが人々の生活に及ぼす影響、ならびにモバイルマネーがもたらす幅広い経済的利益を評価しています。本レポートはまた、次の10年でモバイルマネーを新たな段階に発展させる最新の動向を検証し、将来に目を向けています。

モバイルマネーのサービスは、92カ国で277種類の活動的サービスが行われており、現在、低所得・中所得市場の66%がこれを利用することができます。この10年間でのすばらしい実績には以下が含まれます。

  • 手頃で商業的に持続可能な金融サービスを、サービスの行き届いていない数億人の人達に提供
  • 授業料、利用時払いの太陽光システム、国際送金など、幅広い用途でモバイルマネーを利用
  • 生産性の向上と雇用創出、透明性の向上による漏損の減少など、モバイルマネーによるマクロ経済的なプラスの影響
  • 2020年までに10億件の取引口座を目指す世界銀行のイニシアチブなど、世界的な金融アクセス目標に大きく貢献することに加え、モバイルマネーは幅広い経済発展と権利向上を実現する要素

グランリド事務局長はさらに次のように述べています。「わずか10年で、モバイルマネーは驚くほど進歩しました。まだ20億人の人達が金融サービスから取り残されていることを考えると、モバイルマネーの将来の可能性はさらに大きなものになります。次の10年間でこの業界は協力し合い、モバイルマネーの変革的な力を最も必要とする人達の手に届けていかなければなりません。」

モバイルマネー開発者ポータルの開設

この業界が新たな成長の機会を探る中で、統合的アプリケーション・プログラム・インターフェイス(API)が登場すれば、イノベーションの波が解き放たれ、モバイルマネー・サービスの範囲がさらに拡大されるでしょう。そのために、GSMAは本日、プラットフォーム・ベンダーおよび技術社会向けの開発者ポータルを開設しました。このポータルにより、GSMAの業界標準モバイルマネーAPIとの互換性を確立することができます。

このアプローチによって、エコシステム全体の相互運用性、シームレスな開発、最新の標準APIへのアクセスが可能になり、これに基づいて開発者はモバイルマネー製品とサービスを構築することができます。開発者ポータルは無料で、ユーザーは現実的な製造直結型の試験環境にアクセスすることができます。このポータルは、APIと技術的に作業するためのオープンで利用しやすい手段であり、モバイルマネー業界のさらなる成長を促進することを目指し、モバイルマネー業界の大半のベンダーがサポートします。

「モバイルマネー業界の動向 2017年度版」、ならびにGSMAのモバイルマネー・プログラムの詳細は、www.gsma.com/mobilemoneyをご覧ください。

-以上-

編集者への注記:

「モバイル業界の動向」は、GSMAによるモバイル金融サービスの世界的採用調査の結果、およびGSMAモバイルマネー導入追跡調査のデータに基づいており、GSMAとモバイル業界との関わりを通したモバイルマネーの実績に関する見解を提示しています。

GSMAについて

GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、モバイル事業約800社を結集しています。そのうち約300社は携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加しています。GSMAはモバイル・ワールド・コングレス、モバイル・ワールド・コングレス上海、GSMAモバイル・ワールド・コングレス・アメリカズ、モバイル360シリーズのカンファレンスなど、業界を主導するイベントの開催も行っています。

詳細情報については、GSMAのウェブサイトwww.gsma.comをご覧ください。GSMAをツイッターでフォローしてください:@GSMA

原文はbusinesswire.comでご覧ください: http://www.businesswire.com/news/home/20170227005545/en/

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