Japan IT Week 秋 2014:過去最高の来場者数・出展社数・セミナー聴講者数を記録

Japan IT Week 秋 2014の様子(写真:ビジネスワイヤ)

Japan IT Week Autumn 2014

東京--()--(ビジネスワイヤ) -- Reed Exhibitions Japanは、10月29日から31日にMakuhari Messe, Japanで本年度のJapan IT Week 秋(日本最大のB2B総合IT展示会「Japan IT Week」の秋版)を開催しました。http://www.japan-it.jp/aki/ 

当展示会は今年後半に日本で開催された最大の総合IT展示会であり、7つの独立した展示会、すなわち第5回 クラウド コンピューティングEXPO【秋】(CLOUD JAPAN Autumn)、第4回 Web&モバイル マーケティング EXPO【秋】(Web-Mo Autumn)、第3回 データセンター構築運用展【秋】(DATA CENTER Autumn)、第4回 情報セキュリティEXPO【秋】(IST Autumn)、第4回 スマートフォン&モバイルEXPO【秋】(SMARTPHONE Autumn)、第3回 ビッグデータ活用展【秋】(BIG DATA Autumn)(former: Big Data & Data Management Expo)、第2回 通販ソリューション展【秋】(DIREX Autumn)で構成されました。
これら7つの展示会を通じて、来場した専門家は将来の事業の助けとなるソリューションを求め、出展企業は新しい製品・技術・サービスなどを投入し、両当事者は互いに商談して新たな取引関係を結ぶことができました。

これら7つの展示会と並行して、33件の技術セミナーが開催期間中に開かれ、専門家が最新の技術動向、市場についての詳細な知見、新技術を活用するヒント、事業向けソリューションを共有するための場となりました。専門技術セミナーの詳細については、http://www.japan-it.jp/aki/seminar/をご覧ください。

成長を続ける展示会は、事業向けITソリューションを求める上で格好の場に

全体として、当展示会には日本とアジアを含む世界各国から出展企業426社、専門家の来場者3万1706人、セミナー聴講者9305人が参加しました。5年前に開始されて以来、Japan IT Week 秋は成長を続け、今年は昨年度に比べて展示会全体の規模が40%大きくなりました。展示会場の活気ある雰囲気を裏付けるように、出展社、来場者、セミナー聴講者の数は増加し、すべて当展示会の開始以来の最高を記録しています。(出展社数:33%増、来場者数:23%増、セミナー聴講者数:27%増)

展示会のみどころ

  • 情報セキュリティが鍵
    日本でサイバー攻撃は毎年増え続けており、情報セキュリティの必要性についても同様です。情報セキュリティEXPO【秋】(IST Autumn)は、企業・組織が情報セキュリティを高めるための新たな方法を発見できるよう、新ソリューションを探すための基盤となりました。FireEye、F5ネットワークスジャパン、ディーオーエス、エムオーテックス、インターコムなど本分野の重要企業は、各社最新の技術とサービスを展示しました。
    情報セキュリティを高めるヒントをさらに得るべく、情報セキュリティEXPO特別講演が当展示会と並行して開催され、そこでFireEyeは「セキュリティは次の進化へ:高度化するサイバー脅威に備える『適応型防御』」について、F5Networksは「『次世代の脅威』への対策~データセンターをサイバー攻撃から守るために~」について講演しました。
  • 最新の動向と事業のヒントをつかむための有益な専門技術セミナー
    展示会参加者が最新の技術動向、業界および市場の将来的見通しをつかんで、成功する方法について新しい考え方とヒントを得られるように、Japan IT Week 秋では開催期間中にさまざまな専門技術セミナーを開きました。
    基調講演には、錚々たる顔ぶれの講演者が参加し、セミナー聴講者の間で大きな注目を集めたセッションの1つとなりました。日本マイクロソフト(株)は「2020年のクラウド利用状況と現在からのロードマップ~エンタープライズクラウドはコスト削減から価値創造の時代へ~」について検討し、それに続いて日本オラクルは「これからのクラウド~オラクルの考える『クラウド』とは?~」について、セールスフォース・ドットコムは「グローバル カスタマー・サクセス プラットフォーム」について講演しました。日本アイ・ビー・エム、SAPジャパン、Box、Cisco Systems、経済産業省、総務省、東京大学、アクセンチュア、IDCフロンティアなど、他の一流組織も専門技術セミナーでセッションを開催しました。
    全セミナーの詳細については、http://www.japan-it.jp/aki/seminar/をご覧ください。
  • スマートフォン/モバイル向けの広範なアプリケーションとソリューション
    通信事業分野はさらにビジネスを生み出すと予測されており、そのため第4回 Web&モバイル マーケティング EXPO【秋】(Web-Mo Autumn)と第4回 スマートフォン&モバイルEXPO【秋】(SMARTPHONE Autumn)は、Japan IT Week 秋 2014の7つの展示会の中でも、最も多くの人が訪れた展示会の一角を占めました。SONY、PANASONIC、NTT COMMUNICATIONS、NIFTYなど、Web&モバイル マーケティングおよびスマートフォンという分野の重要企業の多くが出展しました。これら2つの展示会は、3日間の開催期間中、スマートフォンとWeb&モバイル マーケティング向けの最新の製品・技術・サービスを求める専門家で満員となりました。今年はさまざまな企業、ほんの数例を挙げれば、PLAN-B、フロムスクラッチ、ジオコード、マーベリックなどが、広告技術関連の展示を行いました。Japan IT Week 春(http://www.japan-it.jp/)で開かれる次回のWeb&モバイル マーケティング EXPOでは、広告技術に特化した技術およびサービスを特別に取り上げる新ゾーンが設置される予定であり、来年秋の展示会でも設置が計画されています。

    Web&モバイル マーケティングとスマートフォンは、同時に開催された専門技術セミナーでも最も人気のあるテーマでした。
    ネットイヤーグループ(株)によって開催されたWeb&モバイル マーケティング EXPO特別講演は、最も多くの出席者を集め、そこで同社の最高経営責任者(CEO)は、「Webマーケティングからデジタルマーケティングへ」というタイトルで、Webマーケティングから、オフラインのデータベースと相互接続したオンラインの広告・メディア・ソーシャルメディアが関与するより複雑なデジタルマーケティングへの転換について検討しました。また、LINE(株)の代表者は「LINEが加速させるスマートフォン・マーケティング~LINEビジネスコネクトが開く、消費者とビジネスの新しい関係~」について講演しました。
    スマートフォン&モバイルEXPO特別講演は、(株)インターネットイニシアティブが取り仕切り、そこで同社は「MVNOが変える! モバイルビジネスの将来」について、ニフティ(株)は「『モバイル』と『クラウド』が企業と生活者の関わりを変える」について検討しました。
  • 日本で成長著しい電子商取引およびオンライン小売事業を支えるIT
    現在、日本の電子商取引およびオンライン小売事業は著しく成長しています。ますます多くの製造業者と小売業者が、電子商取引事業への投資に関心を示しています。スマートフォンの利用が広まったことから、消費者の購買パターンは変化しており、小売業者は新たなオムニチャネルのマーケティング戦略の採用を検討しています。第2回 通販ソリューション展【秋】(DIREX Autumn)は、専門家がこのような通販事業の助けとなる最新の技術、サービス、ソリューションを探索・比較するための基盤となりました。例えば、日本の3大郵便/宅配会社である日本郵便、SGホールディングス、ヤマト運輸は、物流関連の展示会に一緒に参加することは滅多にありませんが、各社最新の総合サポートサービス/ソリューションを展示しました。

    この事業部門の人気を描き出すかのように、通販ソリューション展特別講演は、開催期間中に開催された33件の専門技術セミナーの中でも、2番目に出席者が多かったセッションでした。日本のトップデパートである(株)三越伊勢丹は、「新規事業としてのECビジネスと成長のマネジメント~経験が語る立ち上げと運用~」に関するセッションを取り仕切り、続いて日本の大手広告会社である(株)博報堂は、「オムニチャネル時代における事業成長の実現に向けて~“オムニチャネル戦略”を成功に導く5つのポイント~」について講演しました。
  • 国別パビリオン
    オーストラリアとポーランドは、各国独自の技術およびソリューションを集めた国別パビリオンとして展示しました。
    オーストラリア・パビリオンは、Japan IT Week展示会シリーズに初めて設置され、また同国が日本のIT展示会にパビリオンを設置したのは、これが初めてでした。南半球最大級の研究開発クラスターであるビクトリア州メルボルンから16社が集まり、商業化を狙った世界屈指のICT研究の成果を展示しました。参加した企業は、BUSINESS INTELLIGENCE TECHNOLOGIES、ETRANSLATE, EXABLAZE、GENIX VENTURES、LOOKATME (MEDIA EQUATION)、MESSAGEEXCHANGE、MIGENIUS、OPTOTECH PTY、PAPERCUT SOFTWARE INTERNATIONAL、PEERCORE INFORMATION TECHNOLOGY、PODZY、PROXIMITI、SENETAS CORPORATION、SENKO ADVANCED COMPONENTS AUSTRALIA、STREAMLINE SOLUTIONS、TRIMBLE PLANNING SOLUTIONS、YELLOWFIN INTERNATIONAL、ZOYU DIGITALでした。オーストラリアパビリオンの主催者であるVictorian Government ICT Trade Mission to Japanは、「“Participating at the show has definitely got something for us to build on in Japan” (展示会への参加によって、私たちが日本で築き上げるべき何かを確かに得ました)」と述べています。
    ポーランドにとって、Japan IT Weekに国別パビリオンを設置するのは今年で2度目となります。参加したのは、CLOUD SOLUTION CENTER、FIBAR GROUP、HUM CLUB CLUSTER、HUMANETWORK、KALIOP POLSKA、MLABS、MPAY、VELIS IT SYSTEMS、VERSOFT SAFE SYSTEMS、WENIGER SOFTWARE HOUSEの10社でした。

Japan IT Week 秋 2014の会場案内図については、http://www.japan-it.jp/aki/doc/floorplan/をご覧ください。
出展企業・展示会を検索するには、 http://www.japan-it.jp/aki/eguide/をご覧ください。

次回Japan IT Weekの日程ご予約を

次回のJapan IT Weekは、来年春の2015年5月13~15日にTokyo Big Sight, Japanで開催されます。同展示会には、日本とアジアを含む世界中から専門家の来場者8万5000人、出展企業1550社が参加する見込みです。新しい展示会の1st CONSUMER IT PRODUCTS EXPO (C-PEX)を開設することになっており、そこではスマートフォン/タブレット/ウエアラブルデバイス、PC、関連アクセサリーに関連して、あらゆる種類のIT製品を取り上げます。
また来年秋の展示会は、2015年10月28~30日にMakuhari Messe, Japanに戻って開催されます。そこでは新しい展示会として、IoTとM2Mに関連する製品およびサービスに特化した第1回 IoT/M2M展【秋】を開催します。

Japan IT Week 秋は今後も、IT専門家がその年後半の最新の技術およびソリューションを求めるための確固たる基盤を提供し続けます。Japan IT Week 秋は、春の展示会であるJapan IT Week 春と共に、企業が展示会に参加して、日本を含むアジアのIT専門家と取引を行うに当たり、その頻度とタイミングの選択について、柔軟性を提供していきます。

詳細については、展示会の公式ウェブページ(春:http://www.japan-it.jp/、秋:http://www.japan-it.jp/aki/)をご覧いただくか、展示会事務局(jiw-pr-eng@reedexpo.co.jp)まで直接ご連絡ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

For press inquiries:
Japan IT Week Autumn Show Management
Reed Exhibitions Japan Ltd.
Ena MASUI, +81-3-3349-8519
jiw-pr-eng@reedexpo.co.jp

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Japan IT Week Autumn Show Management
Reed Exhibitions Japan Ltd.
Ena MASUI, +81-3-3349-8519
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