東京--()--(ビジネスワイヤ) -- 世界の人口は2050年には90億人を超えると予想され、限られた資源から得られるエネルギーの有効活用は、人類にとって最重要課題の一つです。近年、エネルギー問題に対するソリューションの一つとして、季節や時刻によって変化する電力需要と、再生可能エネルギーによる発電を含めた電力供給とのバランスをとることにより、環境に優しく、経済的で、電力の安定供給が可能となる「スマート・コミュニティ」が注目を集めています。
「HDDとNAND型フラッシュメモリは、その特徴を生かしつつ今後も共存していきます。東芝は、HDD、SSD、NAND型フラッシュメモリを併せ持つ唯一の企業であり、その競争力により「トータル・ストレージ・イノベーション」
「スマート・コミュニティ」を実現するには、スマート・メータ、監視カメラ、医療センサ端末、SNS(Social Networking Service)等から提供される膨大なデータ(ビッグデータ)の分析により、電力需要や発電量などを推定するIT基盤が必要となります。これらのIT基盤は、インターネット接続されたサーバーやストレージシステムなどで構成され、クラウドコンピューティングと呼ばれる大規模で効率的かつ先進的な社会インフラを形成する要素のひとつとして成長していきます。
この中でビッグデータを効率よく保存し、必要に応じて出力し適切に処理する機能を、東芝は「トータル・ストレージ・イノベーション」と位置づけ、多様化するストレージ需要に応じて、先端技術を適用した高品質・差異化製品を供給していきます。
セミコンダクター&ストレージ社副社長錦織弘信は、「HDDとNAND型フラッシュメモリは、その特徴を生かしつつ今後も共存していきます。東芝は、HDD、SSD、NAND型フラッシュメモリを併せ持つ唯一の企業であり、その競争力により「トータル・ストレージ・イノベーション」を進め、統合ストレージ業界におけるリーディング企業となることを目指します。」と述べています。
ビッグデータにおける差別化のポイントは多種多様(Variety)で大容量データ(Volume)をリアルタイムに高速処理(Velocity)することです。東芝は、このビッグデータの3つのV(Variety, Velocity, Volume)に対応したストレージソリューションを提供します。
クラウドコンピューティング時代に向け、東芝は2013年度に以下のストレージ製品に注力します。
1. エンタープライズ(企業)向けストレージ製品(HDDとSSDの融合)
ネットワークの進展に伴いSNS端末及びセンサ端末から生成されるデータは飛躍的に増大(データ爆発)し、2020年には40ゼタバイト(zettabyte)のデータが生成され、クラウドコンピューティングにて活用されるようになります。
東芝は大容量のデータを記録することに適したHDDを提供すると同時に、東芝ならではのNAND型フラッシュメモリ技術とエンタープライズHDDビジネスで培ったインタフェース技術のシナジーを活用して、より高速なデータ転送に向いたエンタープライズSSDについても、製品ラインアップを強化します。
さらに、ストレージ製品には、企業活動の根幹を支える信頼性やセキュリティ機能の強化も必要条件です。東芝は、暗号化機能を付加したHDD/SSD商品の提供にも力を入れていきます。
さまざまな特徴を持った多種多様なストレージ製品を取り揃え、クラウドコンピューティングで扱われるデータやそれぞれのシステムにふさわしいストレージ製品を提供します。
クラウドコンピューティングおよびビッグデータ革命により今後10年間でストレージを取り巻くビジネス環境は大きく変わると予想されます。東芝は常に変化を先取りした先進のソリューションを「トータル・ストレージ・イノベーション」として提供します。
2. クライアント向けストレージ製品
ハイブリッドドライブ
東芝のNAND型フラッシュメモリ技術とSSD技術およびHDD技術のシナジー効果により生まれたのがハイブリッドドライブです。ハイブリッドドライブはNAND型フラッシュメモリを搭載したHDDで、ノートブックPCに、HDDと同じ大容量とSSD並みの体感速度を提供する商品です。ユーザデータのアクセスパターンを学習しDRAM
/ NAND /
磁気ディスクという三層の記録デバイスにデータを適切に配置することにより、SSDに近い起動時間を実現します。NAND型フラッシュメモリとSSD/HDDの技術を持つ東芝ならではの強みを活かし、従来のHDDを超えた性能を実現するハイブリッドドライブ商品を提供することにより、クライアント向けストレージ製品におけるシェア拡大を図ります。
コンシューマ製品
PCに内蔵されるHDDやSSDに記録しきれなくなった大量のデータ保存やバックアップ、あるいはTV等に接続して番組録画をする等の目的で、手軽に記憶容量を増設できる外付けHDDの需要が高まっています。これらのニーズに対応するため、東芝は世界最小・最軽量1)の9mm厚ポータブルハードディスクや、電源ケーブルなしで使用できる最大2TBのポータブルハードディスク(国内モデルは1.5TBまで)、3TB(国内モデルは2TBまで)の大容量を実現した外付けハードディスク等、豊富なラインアップを揃え、欧米では既に25%のシェア2)を獲得しています。今後さらにラインアップを拡充し、コンシューマ製品のシェア拡大を目指します。
1)容積および重量に関して。2.5型HDD搭載のポータブルハードディスクとして。2013年4月4日現在、東芝調べ
2)2.5型HDD搭載のポータブルハードディスクとして。2013年4月4日現在、東芝調べ


