国連クリーン開発メカニズムがアルカディア・バイオサイエンスの手法を承認し、カーボンクレジットを作物の遺伝的改良に初めて結び付ける

-- 窒素利用効率の高い種子で施肥量が低減し、亜酸化窒素の排出を削減 --

米カリフォルニア州デービス--()--(ビジネスワイヤ) -- 環境と人々の健康に貢献する技術と製品の開発に傾注する農業技術企業アルカディア・バイオサイエンスは本日、国連気候変動枠組条約のクリーン開発メカニズム(CDM)理事会がアルカディアの手法を承認したと発表しました。この手法は、窒素利用効率(NUE)の高い種子を併用して肥料の使用量を減らすことにより農業生産者がカーボンクレジットを獲得できるようにするものです。アルカディアのNUE技術を活用することで、窒素肥料の使用量を大幅に減らしながら作物の高い収穫量を維持することができます。承認された手法は、高NUE種子を用いて栽培されるすべての作物に適用可能です。

世界的に、農業は温室効果ガス(GHG)排出量が2番目に大きい産業であり、一般的に窒素肥料の使用がそれら排出量の最大要因です。その影響の重大さにもかかわらず、低炭素のための慣行・技術の採用奨励に向けた多くの取り組みは農業を度外視していました。CDMは、京都議定書に基づく法的メカニズムです。このメカニズムにより、途上国は炭素削減に関する承認済みの手法を実施することでカーボンクレジットを獲得し、そのクレジットを先進関係国との間で取引して販売することができます。CDMはこれまでのところ、最大のカーボンオフセット市場として、世界中のGHG低減プロジェクトへの投資で2150億ドルを生み出しています。この新たな手法は、農業部門への大きな新規投資の引き金となる可能性を秘めています。

ほとんどの農作物において窒素の利用は本質的に効率的ではありません。植物は、世界の農地に使用される窒素肥料の半分未満しか利用しません。残りの多くは水系に入るか、または二酸化炭素より300倍近くも強力な温室効果ガスである亜酸化窒素に変換されます。アルカディアのNUE技術は、窒素肥料の使用を大幅に減らしながら作物の高い収穫量を達成する上で、その効果が実証されています。承認された手法に基づいてNUE技術を活用すれば、あらゆる作物でカーボンクレジットを獲得することができます。それにより農業生産者は大きな収入源を新たに獲得し、NUE種子などの環境に有益な遺伝的改良技術の活用がさらに促進される可能性があります。

アルカディアは、この新たな手法を中国の寧夏農林科学院(NAAFS)と共同で開発しました。NAAFSは、米、小麦、トウモロコシを含む通常作物を用いて大規模な実地試験を実施し、新たな手法にとって不可欠な基準となるGHG排出量データを得ました。

アルカディア・バイオサイエンスのEric Rey社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「カーボンクレジットの利用促進における私たちの目標は、農業生産者に価値をもたらし、農業による環境影響を改善するための新たなツールを提供することです。極めて明白なのは、世界的な食糧需要を満たすために農業を気候変動に適応させる必要があるということです。また、農業が気候変動を費用効率良く軽減する上で中心的役割を果たす機会が大いにあるという点も、明らかです。私たちは、これら両方の課題で前進するための技術とシステムを開発しています。この新たな手法が承認され、非常にうれしく思っています。なぜなら、今回初めて、重層的に気候変動を軽減するとともに価値を創造するという遺伝的改良に関する大きな機会が認められたからです。」

承認された手法では、規定の亜酸化窒素排出率を適用する方法から、農地で排出量を直接監視する方法まで、農業生産者がカーボンクレジットを請求するための3つの異なる選択肢が用意されています。アルカディアはこの手法の開発に投資するだけでなく、カーボンクレジットの計算・請求・取引プロセスを簡素化する当社専有的な事業モデルも保有しており、農業生産者はこれを活用してカーボンンクレジットを獲得することができます。

Rey社長は、次のように述べています。「この手法を開発するにあたり、私たちは環境・経済効果を最大化するプロセスを創出したいと考えました。私たちが創出した事業モデルによって、農業生産者が参加しやすくなるような形でこれが達成できると確信しています。」

アルカディアは、すべての主要農作物で活用できるよう、世界中の種子会社にNUE技術をライセンスしています。NUE技術を用いた作物の商業化は、2016年に開始される予定です。

アルカディア・バイオサイエンスについて

米カリフォルニア州デービスを拠点とするアルカディア・バイオサイエンスは、環境を改善し人類の健康を向上させる農業製品の開発に専念する農業技術企業です。NUE、水効率、耐塩性、耐暑性、除草剤耐性を含め、アルカディアが提供する農業形質は、いずれも農業生産の経済効率と環境への配慮を向上させることを目的としています。アルカディアの健康関連技術・製品を活用することで、生産コストを削減しながらより健康的な栄養成分・食品を作ることができます。詳細についてはwww.arcadiabio.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Arcadia Biosciences, Inc.
Jeff Bergau
jeff.bergau@arcadiabio.com
+1-312-217-0419

Arcadia Biosciences developed a new carbon credit methodology in collaboration with the Ningxia Academy of Agricultural and Forestry Sciences (NAAFS) in China. NAAFS carried out field trials with conventional crops to develop greenhouse gas emissions data that were critical to the new methodology. [Source: Arcadia Biosciences, Inc.]

Arcadia Biosciences developed a new carbon credit methodology in collaboration with the Ningxia Academy of Agricultural and Forestry Sciences (NAAFS) in China. NAAFS carried out field trials with conventional crops to develop greenhouse gas emissions data that were critical to the new methodology. [Source: Arcadia Biosciences, Inc.]

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