ニューヨーク--()--(ビジネスワイヤ)-- NYSEテクノロジーズと、ASEAN地域の4つの主要証券取引所-ブルサ・マレーシア(BM)、フィリピン証券取引所(PSE)、シンガポール証券取引所(SGX)、およびタイ証券取引所(SET)-は本日、マニラで開かれている第10回ASEAN証券取引所CEO会議において、ASEANトレーディング・リンクのソリューション・プロバイダーとして、NYSEテクノロジーズを指名するという同意書に署名したと発表しました。この契約は、ASEAN統合資本市場の確立に向けた大きな第一歩となります。
「取引ソリューション・ユニット」
4つの証券取引所は、厳格なプロセスによりNYSEテクノロジーズを選択しました。同プロセスは、これらの証券取引所と協力して、ASEANトレーディング・リンクに必要な技術ソリューションを設計、構築、管理するのに最も適した技術サービスプロバイダーを判定するというものです。
ASEANトレーディング・リンクが完成すれば、ASEANの参加証券取引所は電子的に相互接続され、クロスボーダーのオーダー・ルーティングや取引が容易になります。これにより、投資家や参加取引所は自国から複数のASEAN市場にアクセスすることができます。この革新的なトレーディング・ネットワークにより、ASEANの参加証券取引所は、外部のオーダー・ルーティング・ネットワークに接続し、新たなオーダー・フローをASEAN証券市場に引き込むことができます。
NYSEユーロネクストの最高経営責任者(CEO)であるダンカン・L・ニーダーアウアーは、次のように述べています。「世界でますます重要性を増しているこの地域の歴史的なイニシアチブで、当社の最先端技術と実績のある専門知識を提供できる機会が得られ、私だけでなくNYSEユーロネクストの同僚も非常によろこんでいます。ASEANトレーディング・リンクにより、参加証券取引所の競争力は増し、顧客により良いサービスを提供することができるでしょう。投資家がグローバルな資本にアクセスできる機会を増やして、新たな発展、成長、富の創造を促進することは、国家にとっても地域にとっても大いに役立ちます。」
フィリピン証券取引所の社長兼CEOであるFrancisco Edralin Lim氏は、今回のNYSEテクノロジーズの指名は大きな節目であり、ASEAN統合資本市場の確立を支援する証券取引所連合の戦略的枠組みの実現に向けた前進であると、述べています。「第10回ASEAN証券取引所CEO会議の主催者として、また、参加証券取引所を代表して、ASEANトレーディング・リンクのテクノロジー・ベンダーとしてNYSEテクノロジーズを選んだことを発表でき、よろこばしい限りです。NYSEテクノロジーズは、証券取引ソリューション事業における幅広い経験を生かし、我々のあらゆる要求に応える最先端のソリューションを提供してくれると確信しています。また、同社の大規模なオーダー・ルーティング・ネットワークを活用して、オーダー・フローをASEAN市場に引き込める可能性に、大きな期待を寄せています。」
NYSEテクノロジーズによるASEANトレーディング・リンク・ソリューション
- NYSEテクノロジーズのソリューションを支えるのは、レジリエンス(障害回復力)の高いネットワーキング・インフラです。これにより、ASEANの参加証券取引所が相互接続され、これらの取引所を介して各々の地域が相互接続されます。
- このソリューションは、同ネットワークを活用したサービスとして、すべての参加市場から収集した市場データの統合フィードと、取引用の標準エントリーポイントを提供します。
- 最先端のリスクマネジメントとリスクコントロールにより、秩序と費用効果を保ちながら、ASEANトレーディング・リンク市場を拡張することができます。
- このソリューションは当社のグローバルSFTI(Secure Financial Transaction Infrastructure)コミュニティーに統合されるため、NYSEテクノロジーズのSFTIメンバーは、効率性と費用効果を確保しながら、ASEANトレーディング・リンク市場で取引を行うことができます。
NYSEテクノロジーズについて
NYSEユーロネクスト(NYX)の一部門であるNYSEテクノロジーズは、ミッションクリティカルな付加価値の高いクライアントサービス向けに必要な次世代の機能と専門知識を求めるバイサイド、セルサイド、証券取引業界に対し、総合的なトランザクション、データ、インフラのサービス、およびマネージドソリューションを提供しています。NYSEテクノロジーズは4つのユニットを運営しています。「グローバル接続ユニット」は、世界最大の最も信頼できる金融取引ネットワークを提供するもので、このネットワークで世界の企業と証券取引所をつないでいます。「トレーディング・ソリューション・ユニット」は、高性能のエンドツーエンド・メッセージング・ソフトウエアと、市場データの配信・統合を行うリアルタイム製品の開発・運用を行っています。「取引ソリューション・ユニット」では、マルチアセット取引プラットフォームサービス、マネージドサービス、および専門家によるコンサルタント業務を行っています。「グローバル市場データ・ユニット」では、多くの資産クラスを対象としたさまざまなグローバル市場情報商品を提供しています。NYSEテクノロジーズは、米国、欧州、アジアにオフィスを構えており、さまざまなサービス向けに培ってきた高度な統合ソリューションで、世界の金融機関および証券取引所の取引業務を強化することができます。詳細については当社ウェブサイト(http://www.nyse.com/technologies)をご覧ください。
ブルサ・マレーシアについて
ブルサ・マレーシア・ベルハドは、1965年の会社法に基づく公開有限責任株式会社です。ブルサ・マレーシアは 、1983年の証券業法の第11D条に基づき承認を受けた証券取引持ち株会社です。ブルサ・マレーシア・ベルハド・グループの企業には、証券取引所、デリバティブ取引所、オフショア国際金融取引所、株式およびデリバティブ精算機関、証券保管決済機関、情報サービスプロバイダー、情報技術サービスプロバイダーなどがあります。
ブルサ・マレーシア・ベルハドの完全所有子会社である、ブルサ・マレーシア・セキュリティーズ・ベルハドは、1983年証券業法の第8条に基づいて承認を受けた証券取引所です。
詳細についてはブルサ・マレーシアのウェブサイト(www.klse.com.my)をご覧ください。
フィリピン証券取引所について
フィリピン証券取引所(PSE)は、フィリピンで証券取引所を所有し運営している唯一の企業です。証券取引委員会から1998年に自主規制機関に認定されました。
1992年に非株式会社として法人化され、2000年の証券規制法の株式会社化規定に基づき、2003年に、資本調達を伴わない紹介形式で上場しました。また、PSEは2004年に、私募形式で株式を戦略的投資家に売却しています。
詳細についてはPSEのウェブサイト(www.pse.com.ph)をご覧ください。
シンガポール証券取引所(SGX)について
SGXは、定評のある2つの金融機関、シンガポール証券取引所(SES)とシンガポール国際金融取引所(SIMEX)が合併し、1999年12月1日に設立されました。SGXは、アジア太平洋地域において初めて株式会社化された証券・デリバティブの統合取引所で、自社の取引所に上場しています。SGXの上場銘柄は、MSCIシンガポール・フリー指数およびストレーツ・タイムズ指数(STI)などのベンチマーク指数の構成銘柄です。
SGXの目的は、資本調達、リスク移転、取引、精算および決済向けに、信頼性が高く総合的で効率的な証券・デリバティブ市場を提供することです。SGXは、海上運賃先物取引やオイルスワップなどの商品先物や店頭(OTC)デリバティブについて、それらの取引と精算を促進しています。世界のほかの証券取引所と戦略的提携関係やパートナーシップを組むことで、SGXはアジアのゲートウェイとしての地位を固めています。
詳細についてはSGXのウェブサイト(www.sgx.com)をご覧ください。
タイ証券取引所(SET)について
SETは完全統合された証券取引所で、正確かつ完全な情報を適時開示して、さまざまな投資商品(株式、債券、デリバティブ)や高品質のサービスを現地および外国の投資家に提供しています。SETは1975年に設立され、1992年の証券取引法に基づいて運営を行っています。
SETは、完全にコンピューター化された取引システムで、投資家その他の市場参加者にサービスを提供しています。常に国際標準を満たすべく、市場インフラの効率改善を図っています。SETは、市場参加者のコーポレートガバナンスを促進するとともに、市場の効率、透明性、業績を向上させるために、国際的ベストプラクティスを採用することに重点を置いています。
詳細についてはSETのウェブサイト(www.set.or.th)をご覧ください。
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