リヒテンシュタイン・バルザース--()--(ビジネスワイヤ) -- 欧州の結晶型太陽電池の大手メーカーが初めて、複数のソラリスシステムを求める大型発注を行いました。ソラリスはほんの数週間前に市場に導入されたもので、その革新的なコーティング技術を通じてさまざまな利点を提供します。この顧客は北米における生産能力を大幅に向上させる目的で、エリコン・システムズのソラリスを使うことになります。システムは、来年内に納入する予定です。エリコン・システムズを率いるアンドレアス・ディルは、次のように語っています。「単一ウエハーによりコンパクトでコスト効率に優れたプラットフォームを提供するという当社の当初の戦略は、太陽電池(PV)メーカーの間で、非常に定評あるソリューションとして認められつつあります。」
「わずか24カ月間でコンセプトから完全に機能するシステムへと発展させる中で、当社の開発および組立チームは、新しいソラリスシステムを早く市場に出すために、エリコン・グループ全体の革新的な能力を結集させました。」
これまで、エリコン・システムズの中核となる得意分野は主として半導体とコーティング技術でした。事業の再編後、現在の重点は有望なナノテクノロジー用途へと多様化しています。今回のソラリスの大量発注により、同事業部門は結晶型太陽電池の製造分野に大きく踏み込みました。エリコンはこの成功により、エリコン・ソーラーの薄膜技術、エリコン・システムズの結晶技術に現れているように、技術と機器のメーカーとして、PV産業の基軸としての地位を確立しました。エリコン最高執行責任者(COO)のトーマス・ババカンは、次のように語っています。「この両方のプロセスはそれぞれの用途において相互に補完しあうものです。エリコン・グループは、その先進的技術に基づき、これら両方の成長市場において優位性とメリットを明らかにしていくでしょう。」
低い「所有コスト」
ソラリスは、クリーンなPVDスパッタリング技術を用いて、結晶シリコン太陽電池の表面と裏面のコーティングを行うために設計されたものです。この多層処理能力によって、表面の不動態化とSiNコーティング、さまざまな材料による裏面のコーティングが可能になります。設置面積が非常に小さく(3.3 x 2.2m)、また既存の生産ラインに容易に統合できるため、ソラリスの「所有コスト」は著しく低くなります。
アンドレアス・ディルは次のように説明しています。「この顧客の場合、ソラリスの生産ソリューションがコスト効率に優れた太陽電池の生産に向けた大きな一歩となります。最終的にソラリスは、PV技術(と業界)がグリッド・パリティーを達成する上で貢献します。」
革新能力に依拠
今回のソラリスの発注に先立って綿密な評価試験が行われ、それを通じてシステムの柔軟性と信頼性ある高い生産能力が、業界標準のSiNコーティング・ソリューションと比べ、優れていることが示されました。トーマス・ババカンはこう付け加えています。「わずか24カ月間でコンセプトから完全に機能するシステムへと発展させる中で、当社の開発および組立チームは、新しいソラリスシステムを早く市場に出すために、エリコン・グループ全体の革新的な能力を結集させました。」PV市場における現在の成功は、ソラリスにとって始まりにすぎません。事実、エリコンの開発チームは現在、タッチスクリーン・パネル、熱電装置、(最新エネルギー貯蔵ソリューションのための)発電機、すなわち薄膜バッテリーに関し、大量生産のさらなるソリューションを完成させつつあります。
エリコンについて – ハイテクを実現する
エリコン(SIX:OERL)は世界有数の国際的なハイテク工業グループで、機械類とプラントエンジニアリングを専門としています。同社は、繊維の製造や薄膜太陽電池および薄膜へのコーティング、駆動システム、精密機械、真空装置向けの工業ソリューションと革新技術の分野におけるリーディングカンパニーです。スイスで創立し、100年に及ぶ長い歴史を持つエリコンは、37カ国の158地点に国際展開し、従業員約1万6000人を擁します。同社の2008年度売上は48億スイスフランに上り、各国際市場において首位または第2位にランクしています。
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