米カリフォルニア州サニーベイル発--(ビジネスワイヤ)-- 高品位マルチメディア・インターフェイス(HDMI)規格のライセンシング代理業者であるHDMIライセンシングは本日、間もなく登場するHDMI 1.4規格に組み込まれる特長を発表しました。HDMIの最新バージョンには様々な革新が見られますが、特筆すべき点はイーサネット接続によるネットワーキング機能と、HDMIケーブルを介したアップストリーム・オーディオ接続が可能になるオーディオ・リターン・チャンネルです。HDMI 1.4規格は、2009年6月30日までにHDMI LLCのウェブサイトからダウンロード可能になる予定です。
「家庭用電化製品やパソコン業界が消費者の HD 体験を高めるような製品を作っていることに合わせて、HDMI規格も機能を引き続き追加していきます。1.4規格は、刺激的で、強力、かつ近未来のイノベーションであるイーサネット接続や3Dフォーマットなどをサポートします。また、HDMIテクノロジーを採用する機器が多様化する中、携帯機器用の小型コネクターや自動車用の接続システムを規定することでソリューションを拡充します。」
HDMI 1.4規格には次のような新機能が盛り込まれる予定です。
・HDMIイーサネット・チャンネル
HDMI 1.4規格ではデータ・チャンネルがHDMIケーブルに追加され、高速双方向通信が可能になります。この機能を内蔵した機器に接続すれば、毎秒100メガビットのイーサネットを介してデータの送受信が可能になり、接続された機器はIPベース・アプリケーションを即時に使用できるようになります。
HDMIイーサネット・チャンネルにより、インターネット対応のHDMI機器がインターネット接続を他のHDMI機器と共有することが可能になり、別途でイーサネットケーブルを準備することは必要とされません。この新機能は、複数のHDMI対応機器でコンテンツを共有するための接続プラットフォームにもなります。
・オーディオ・リターン・チャンネル
新規格ではオーディオ・リターン・チャンネルが追加され、オーディオ処理とプレイバックのためのアップストリーム送信に必要なケーブル数が少なくなります。HDTVでオーディオとビデオのコンテンツを直接受信する場合には、この新しいオーディオ・リターン・チャンネルを使用すると、高品位テレビ(HDTV)からA/VレシーバーにHDMIケーブルを介して、オーディオ・ストリームを送信することができ、追加ケーブルが不要になります。
・HDMIを通じて3D
1.4バージョンの規格では、一般的な3DフォーマットとHDMI対応機器用の解像度も定義されます。家庭用3Dシステムの入出力部分が標準化され、デュアル・ストリーム1080pまでの解像度について規格化されます。
・4K×2K解像度をサポート
新規格では、HDMI機器が1080pの4倍のハイデフィニション(HD)解像度をサポートすることを可能にします。4K×2Kのサポートによって、HDMIインターフェースは、数多くのデジタル・シアターと同じ解像度でコンテンツを送信できます。サポートされるフォーマットは以下のとおりです。
・3840x2160 24Hz/25Hz/30Hz
・4096x2160 24Hz
・色空間サポートの拡張
HDMIテクノロジーはデジタル・スチル・カメラ専用に設計された色空間をサポートするようになりました。sYCC601、Adobe RGB、AdobeYCC601をサポートすることにより、HDMI対応ディスプレイ機器をデジタル・スチル・カメラと接続すると、以前よりも正確で生き生きとした色を再現することができます。
・マイクロHDMIコネクター
マイクロHDMIコネクターとは、大幅に小型化された19ピン・コネクターであり、携帯機器において、1080pまでの解像度をサポートします。この新しいコネクターは、既存のHDMIミニコネクターの約半分の形状になります。
・自動車用接続システム
自動車用接続システムは、車内におけるHDコンテンツ配信の基盤としての使用を目的に設けられたケーブル規格です。HDMI 1.4規格は、熱、振動、雑音といった自動車で一般に起こり得る厳しい環境問題に対応するソリューションを提供します。自動車用接続システムを用いることによって、自動車メーカーは、車内で高解像度のコンテンツを配信する実用的ソリューションを実現することが可能になりました。
HDMIライセンシングの社長を務めるスティーブ・ベヌティ氏は、次のようにコメントしています。「家庭用電化製品やパソコン業界が消費者の HD 体験を高めるような製品を作っていることに合わせて、HDMI規格も機能を引き続き追加していきます。1.4規格は、刺激的で、強力、かつ近未来のイノベーションであるイーサネット接続や3Dフォーマットなどをサポートします。また、HDMIテクノロジーを採用する機器が多様化する中、携帯機器用の小型コネクターや自動車用の接続システムを規定することでソリューションを拡充します。」
さらに、消費者は新しいHDMIケーブルを目にすることになります。HDMIイーサネット・チャンネルの利点を活かすためには、イーサネット対応標準HDMIケーブル、またはイーサネット対応ハイスピードHDMIケーブルのいずれかを購入する必要があります。外付けデバイスを車載HDMI対応HDシステムに接続する場合には、新しい自動車用HDMIケーブルが必要になります。新しいHDMI 1.4対応機器が販売されれば、新たにHDMI 1.4ケーブルも市販されることになります。
消費者が選択できるHDMIケーブルは以下の通りです。
・標準HDMIケーブル: 1080i/60のデータ転送速度に対応。
・ハイスピードHDMIケーブル: 1080iを超える転送速度に対応。Deep Colorおよび新しい1.4規格の3Dフォーマットをすべて含む。
・イーサネット対応標準HDMIケーブル: イーサネット接続を含む。
・自動車用HDMIケーブル: 外付けHDMI対応機器を車載HDMI機器に接続可能
HDMIの標準規格は市場で成長を続けており、現在採用している企業は世界で850社に及びます。家電製品とPCメーカーの両方でHDMI規格の採用が拡大すれば、ハイデフィニションのデジタル接続の世界標準規格としてのHDMIの位置付けは確固としたものになります。市場調査会社であるインスタット社によれば、2009年におけるHDMI対応機器の予想出荷台数は3億9400万台を超え、市場搭載機器は10億台を上るとされています。また、2009年末までには、デジタル・テレビのすべてがHDMI入力を最低1口は装備すると予測されています。
HDMI規格1.4は、2009年6月30日までに http://www.hdmi.org でダウンロード可能になる予定です。
HDMIライセンシング社について
HDMIライセンシング社はHDMI規格のライセンシング代理業者で、HDMI規格の採用者ならびに、小売業者および消費者に向けた啓蒙活動を行っています。HDMI規格は、日立製作所、パナソニック、フィリップス、シリコン・イメージ、ソニー、トムソン、東芝が電化製品市場ならびにPC市場向けの完全デジタル・インターフェイス標準として開発したものです。HDMI規格は、非圧縮の高解像度映像とマルチチャンネルの音声を一つのデジタル・インターフェイスに統合しており、単一ケーブルでクリスタル・クリアなデジタル画質を実現します。HDMIライセンシング社は、シリコン・イメージ社の完全所有子会社です。HDMI規格に関する詳細は、 www.hdmi.org をご覧ください。
将来に対する見通しに関する記述
このニュースリリースは、連邦政府の安全保障に関わる法律、規制の範囲内における、「将来予想に関する記述」が含まれています。HDMI 1.4テクノロジーとその予想される優位性、利点、発展、市場、採用状況、消費者需要、および予想出荷台数ならびに製品紹介に関する記述を含みますが、これらに限定されるものではありません。これらの将来に対する見通しに関する記述は、リスクおよび不確実性を伴うもので、これにはHDMI 1.4テクノロジーについて述べられたことに関するリスク、ならびにシリコン・イメージが米証券取引委員会(SEC)に提出した文書にて時折説明されたリスクや不確実性が含まれますが、これらに限定されるものではありません。これらのリスクおよび不確実さにより、このニュースリリースに含まれる将来に対する見通しに関する記述で予測したものと、実際の結果が大きく異なる場合があります。シリコン・イメージは、将来に対する見通しに対する記述を更新する義務を負いません。
HDMIは、米国およびその他の国々における、HDMIライセンシング社の登録商標です。その他の商標および登録商標は、それぞれの所有者が米国およびその他の国々において所有するものです。
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