ルクセンブルク & パリ--()--(ビジネスワイヤ) -- 衛星運用企業SES S.A.(Paris:SESG)(LUxX:SESG)と、EADS(Euronext Paris: EAD)の完全子会社であるアストリウムは本日、SESが衛星の代替化と、同社の事業部門であるSESアストラとSESワールド・スカイズの容量強化のために、マルチミッション衛星4基の建造をアストリウムに発注したと発表しました。
「世界最大手の衛星運用会社から受注したことを誇りに思うとともに、アストリウムに対するSESの信頼に心から感謝しています。当社は、世界の大手衛星建造会社を対象にした厳しい選定プロセスで、SESに最善のソリューションを提供できることを立証しました。衛星4基の建造を1件の契約で受注したことで、アストリウムが長年にわたって衛星建造市場をリードしている立場が強化されます。また両社関係者の素晴らしいプロ意識に感謝の意を表します。これにより、電気通信向け衛星の発注としては世界最大レベルとなる今回の契約が締結されたのです。」
アストラ2E、アストラ2F、アストラ2G、アストラ5Bと名づけられる新衛星により、東経28.2度と東経31.5度の軌道位置にある既存衛星の運用を解除します。またSESグループは今後数年間、帯域容量を新たに追加し、衛星群を柔軟に配置できるようになります。新衛星は2012年から2014年にかけて、段階的に打ち上げられる予定です。各衛星の設計寿命は15年です。
SES社長兼最高経営責任者(CEO)のロマン・バウシュは、次のように述べています。「衛星容量を強化する今回の重要な投資は、SESアストラが東経28.2度に位置する衛星で、主として英国およびアイルランド市場での優位な立場を強化し、東経31.5度以東の東欧市場でカバー率を向上できるようにするものです。またSESワールド・スカイズは、アフリカおよび中東市場にもサービス地域を拡大できるようになります。これらの新衛星は柔軟性を大幅に強化し、機能性を向上できるため、SESはDTH(直接受信衛星放送)、DTT(デジタル地上波放送)、企業およびブロードバンド事業を推進しながら、宇宙資産を整理統合し、グループの国際的なリーチを拡大できます。当社はアストリウムとふたたび提携できうれしく思います。同社は製品品質が優れており、最近のまた現在継続中の契約で顧客サービスが徹底していることから、アストリウムは複数衛星を発注する企業としてまさに理想的です。」
新しい4基の衛星は、商用サービスの提供で高信頼性が実証されている、アストリウムのEurostarシリーズの最新版であるEurostar E3000プラットフォームを用いて建造されます。現在まで、合計60基のEurostar衛星が発注されています。SESもすでに、Eurostar E3000をベースにした3基の衛星を発注済みです。それらの衛星は、1年前に運用を開始したアストラ1M、来年初頭に打ち上げが予定されているアストラ3B、昨年発注し、現在建造中のアストラ1Nです。
アストリウムCEOのフランソワ・オーク氏は、次のように語っています。「世界最大手の衛星運用会社から受注したことを誇りに思うとともに、アストリウムに対するSESの信頼に心から感謝しています。当社は、世界の大手衛星建造会社を対象にした厳しい選定プロセスで、SESに最善のソリューションを提供できることを立証しました。衛星4基の建造を1件の契約で受注したことで、アストリウムが長年にわたって衛星建造市場をリードしている立場が強化されます。また両社関係者の素晴らしいプロ意識に感謝の意を表します。これにより、電気通信向け衛星の発注としては世界最大レベルとなる今回の契約が締結されたのです。」
新衛星のうちアストラ2E、アストラ2F、アストラ2Gの3基は、東経28.2度の位置でKuバンドおよびKaバンド中継器を搭載し、欧州とアフリカ向けに次世代放送、VSAT(超小型地上局)およびブロードバンド・サービスを提供します。
SESアストラはKuバンドの容量により、英国とアイルランドの主要なDTH市場を対象に提供している既存サービスを向上し、安定させることができます。Kuバンド中継器は、欧州でも最大規模のDTH放送会社数社のニーズに応えられるよう、特別に設計されています。スポットビームと、欧州全土をカバーするビームの切り替え機能を備えているため、有料TVと無料衛星放送の両事業者に対応でき、これらの顧客の機能性を向上します。同地域のSESアストラの顧客として、BSkyB、BBC、ITV、フリーサット、チャンネル4、UK TV、バージン・メディア、ファイブ、MTV、ディスカバリーなどが挙げられます。また、SESアストラはKaバンド中継器により、急成長しているASTRA2Connectなど、次世代ブロードバンド・サービスを欧州向けに開発できるようになります。
またアストラ2E、アストラ2F、アストラ2Gは、SESワールド・スカイズ部門の既存衛星を代替するほか、新たな容量を追加し、KuバンドおよびKaバンドの容量を用いて、アフリカと中東市場にサービスを提供します。容量強化によって、現在西アフリカでアストラ2Bの方向制御が可能なビームを利用している顧客や新規顧客に、サービスの連続性と事業拡大の機会を提供します。
アストラ5Bは東経31.5度の軌道位置に配備され、DTHおよびDTC(Direct-to-Cable)放送向けに、SESアストラの中継器容量や、東欧と近隣市場のリーチを拡大し、DTTネットワーク向けの無料放送番組を増加させます。
SESは現在、東経28.2度の軌道位置でアストラ2A、2B、2Dを運用しています。また東経31.5度の位置には、アストラ2Cを配備しています。
SESについて
SES(Paris:SESG)(LuxX:SESG)は、市場をリードする衛星運用企業であるSESアストラとSESワールド・スカイズを完全保有しています。さらに、欧州のSESシリウスの90%を保有し、カナダのシエルとメキシコのQuetzsatに資本参加を行っています。SESは、軌道上の26カ所に配置された40個の衛星からなるグローバル衛星群によって、卓越した衛星通信ソリューションを提供しています。詳細については www.ses.com をご覧ください。
アストリウムについて
EADSの完全子会社であるアストリウムは、民間および防衛向けに宇宙システムとサービスを提供しています。2008年度の売上高は43億ユーロで、フランス、ドイツ、英国、 スペイン、オランダで合計1万5000人以上の社員を擁しています。アストリウムの主要事業は、ランチャー(発射装置)と軌道インフラを扱うAstrium Space Transportation、宇宙探査機と地上システムを担当するAstrium Satellites、衛星サービスの開発と提供を行うAstrium Servicesの3分野から成ります。EADSは航空宇宙、防衛、および関連サービスの世界的リーダーです。2008年度の売上高は433億ユーロ、社員数は11万8000人以上です。www.astrium.eads.net
写真とマルチメディア・ギャラリーはこちらをご覧ください : http://www.businesswire.com/cgi-bin/mmg.cgi?eid=6109603&lang=ja
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
